今回記事でご紹介するのは山本崇一朗がゲッサンで連載していたラブコメ漫画、『からかい上手の高木さん』のあらすじです。
本作は2016年にスタートし単行本全20巻で完結しています。
続編『からかい上手の(元)高木さん』は主人公とヒロインの結婚後の日常を描いており、二人の娘も登場。
ファンには嬉しいスピンオフとなっています。
2024年4月からTBSで実写ドラマが始まりました。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『からかい上手の高木さん』のあらすじ
思春期真っ只中の男子中学生・西片(にしかた)は、隣の席の大人びたクラスメイト・高木(たかぎ)さんが少し苦手。
勉強も運動もよくできる美人の高木さんの正体は、あの手この手で西片をからかうのを日課にする、けしからん小悪魔だったのです。

西片はそんな高木さんに腹を立てるものの、高木さんはまるで悪びれず西片いじりを楽しみ、フラチなイタズラをやめてくれません。
そうこうするうちに西片も高木さんを意識し始め、彼女が垣間見せるちょっとした仕草にドキドキするように。
男の意地からなかなか自分の気持ちと向き合えずにいた西片ですが、じれったい駆け引きを積み重ねるうち、高木さんに恋してる事実を認めざる得なくなります。
高木さんも好意をほのめかし、そばから見た二人のやりとりは、両片想いカップルのいちゃいちゃにしか思えません。
夏休み、西片と高木さんは二人で夏祭り行こうと約束。
待ち合わせ場所に現われた高木さんは髪を結い上げ浴衣を纏っており、とびきりキュートな姿に西片は惚れ直します。
食べ歩きを楽しんでいた所、お祭りに来ていた友人の集団と遭遇。
続けざまクラスメイトの浜口(はまぐち)と北条(ほうじょう)のデート現場を目撃し、皆は色めきだちます。
流れ弾を恐れた西片と高木さんは慌ててその場を離れ、幸せ一杯な浜口と北条の姿を回想し、自分たちもあんな風に見えるのだろうかと妄想しました。
次第に混雑してきた為、高木さんは手を握ろうと提案。
二人は手を繋いで打ち上げ花火を観に行きます。
会場に移動中馴染みの猫を見かけた高木さんは、最後になでていこうと呟きます。
西片が意味深な発言に突っ込むと、引っ越しの予定を打ち明けました。
高木さんが隣の席にいない未来に動揺した西片は、うっかり彼女の手を離し、人だかりに見失ってしまいます。
懸命な捜索の末、花火会場で高木さんを捕まえた西片は、花火が上がる瞬間に「好きです」と告白。
花火の音にかき消されよく聞こえないと返す彼女に、大きな声で何度も気持ちを伝えるのでした。