『それいけ!アンパンマン』のネタバレ・あらすじを解説

今回記事でご紹介するのはやなせたかしの絵本、およびそれを原作とするアニメ『それいけ!アンパンマン』のあらすじです。

本作は幼児に絶大な人気を誇る作品で、1973年に「キンダーおはなしえほん」シリーズの刊行物、『あんぱんまん』として発表されます。

作者のやなせたかしが初めて手掛けた幼児向け絵本であり、1975年には『それいけ!アンパンマン』が出版され、1988年に日本テレビ系列にてアニメ化されました。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『それいけ!アンパンマン』のあらすじ

パン工場で働くジャムおじさんはパン作りの名人。

彼が焼くおいしいパンは町中の人々に愛され、毎日のように買いに来る人が後を絶ちません。

助手のバタコさんはジャムおじさんを手伝い、今日も今日とてパン工場を忙しく走り回っています。

ジャムおじさんには壮大な夢がありました。

それは命を持ったパンを生み出すことで、ああでもないこうでもないと試行錯誤を重ねるものの上手くいかず、真っ黒にこげた失敗作が増えていきました。

ある夜、流れ星がパン工場に降り注ぎました。

それは奇跡を起こす「いのちの星」で、今まさにアンパンを焼いていたオーブンに激突し、ジャムおじさん念願の生きてるパンが誕生します。

出典:アニメ「それいけ!アンパンマン」公式サイト

いのちの星を宿したパンは生みの親のジャムおじさんによってアンパンマンと名付けられすくすく育ち、マントを翻して空を飛び、どこかに困っている人がいないか捜します。

お腹をすかして泣いている子に、アンパンで出来た顔をちぎって分け与えるアンパンマンは、心優しい皆のヒーロー、正義の味方として町の住民の人気を集めました。

そんなアンパンマンを追いかけ、はるばるバイキン星からやってきたのが、自称天才発明家のばいきんまん。

自ら発明したバイキンメカを操る彼は、町の人気者のアンパンマンを敵視し、様々な妨害工作を仕掛けてきます。

アンパンマンには顔が欠けたり濡れたりすると力が出ない弱点があり、そうなるとばいきんまんに対抗できません。

しかし毎度危機一髪の所でジャムおじさんとバタコさんが間に合い、焼きたてホヤホヤの新しい顔と交換してくれるので、敗けることはありませんでした。

のちに喧嘩っ早いカレーパンマン、紳士的なしょくぱんまんらと出会い、意気投合して仲間になったアンパンマン。

一方ばいきんまんの秘密基地には、バイキン星からやってきた黴菌の女の子、ドキンちゃんが転がり込みました。

わがままで勝気なドキンちゃんは、ばいきんまんを下僕のようにこき使い……。

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