今シーズン最強の寒波が各地を襲う中、シャープの公式ツイッターが1月8日、エアコンについて言及した。「電源が入らない、なんかランプが点滅してる、暖房が止まるなどの症状がある時は、こちらの診断ページをご利用ください」として診断ページの利用を促している。



「なお、寒くなると『エアコン室外機から湯気や水が出ている』というお問い合わせも増えますが、こちらは故障ではありません。暖房運転中の霜取り動作によるものです。ご安心を」


「霜取り動作」後に運転再開


同社の診断ページ「エアコン故障診断ナビ」では、16の症状別に対処法を示している。例えば、暖房運転の症状では、



・暖まらない(暖まり具合が弱い)
・暖房が止まる


エラー症状では、



・ランプが点滅する
・エラー表示が出る


といった具合に細分化されている。


冒頭のツイートにあった症状「室外機から湯気が出たり、水が出ている」については「この症状は故障ではありません」と説明している。



「外気温が下がり、室外機のアルミフィンに霜がつくと室外機の霜を取るために、自動的に『霜取り動作』を行います。

『霜取り動作』で、溶けた霜が湯気や水となり、室外機中央真下の排水口や、室外機に接続しているドレンホースから水として出てきます」


この霜取り動作中は「暖房運転」が停止し、霜取り動作後に再度、暖房運転を再開する。サイト上では「エアコンだけでは十分に部屋が暖まらない場合は、他の暖房機器との併用をお勧めします」と他の機器との併用を勧める記述もあった。