アクション映画界の2大核弾頭、『エクスペンダブルズ』などで知られるドルフ・ラングレンと、『マッハ!』シリーズのトニー・ジャーが激突する話題作『バトルヒート』(7月25日公開)に、第三の刺客として『スポーン』のマイケル・ジェイ・ホワイトが参戦。その迫力ある映像が解禁となった。
格闘家として7種の黒帯を持つホワイトが、トニーを相手に凄技を繰り出すファイトシーンは必見だ。

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 本作は、米・ニュージャージー、タイ・バンコクを舞台に、闇の巨大シンジケートを巡る容赦なき抗争を描くバイオレンス・アクション。マフィアのボスに家族を殺害され復讐鬼と化した刑事ニック(ドルフ)と、彼の暴走を阻止しようとする刑事トニー(トニー)…同じ麻薬組織を追っていた2人の魂が激しくぶつかり合うさまを描く。なお、ニックの上司コステロ役に『ロボコップ』のピーター・ウェラー、マフィアのボス・ドラゴビッチ役に『ヘルボーイ』のロン・パールマンなど名優たちが脇を固める。

 コステロと共に捜査を進め、ニックの暴走を食い止めようとするFBI捜査官リード役で登場するホワイトは、実は知る人ぞ知る格闘マニア。7歳から空手を始めて12歳で黒帯となり、全米オープン選手権、北米オープン選手権などのタイトルを獲得。
さらに、様々な流派を極め、現在は松濤館空手、テコンドー、剛柔流空手、武術太極拳、タンスドー、極真空手の計7つの黒帯を持っている。

 今回、公開された映像では、トニーの得意技“跳びヒザ蹴り”を足のリーチを活かしたハイキックで一蹴。数々の技を仕掛けられるも、柳に風と受け流し、超速ファイターでも歯が立たない熟練の身のこなしを披露している。トニーだけでなく、ラングレンとも拳を交えるということで、期待は高まるばかりだ。