SMAP解散騒動に関して発言を繰り返してきた明石家さんまが、再び不用意な言葉を発し、またしてもファンの怒りを買っている。さんまといえば、先日はラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ、8月20日放送)で「こうなる(解散する)だろうとは思っていましたけど」などと話したことが非難されたばかり。
プライベートで木村拓哉と交流を持っているさんまは、昨年末から「うすうす事情を知ってた」と公言。『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系、7月23日放送)の「さんま・中居の今夜も眠れない」では、中居正広に対して「お前は、俺を“木村派”みたいな目で見てるやん。俺は木村派でもなんでもない。SMAP派!」などと、宣言していた。
また、27日の『ヤングタウン土曜日』では「俺たちは簡単に(解散は)“しゃあないか”とか思えるしやな。
そして、同じく27日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、雨上がり決死隊・宮迫博之から「SMAP、なんで解散したんですか?」と質問されたことをきっかけに、SMAPに言及したさんま。「SMAPに最も近しい向上長」というテロップが入り、「(話を聞きたいなら)楽屋、後で来い。1人ずつ」と言いながらも、「俺はなんにも知らないよ!」と主張する一幕もあった。
「『27時間テレビ』では、中居を前に“SMAP派”を強調していたさんまですが、宮迫が『中居派かキムタク派、どっちなんですか?』と聞くと、『派閥でいくと、もうハッキリ言うわ。
さらに、さんまは『SMAP×SMAP』(同)が年内で放送終了することに関し、スタジオの芸人に向かって「チャンスやねん、お前ら。月曜の(午後)10時、ひょっとしたら」と、空いた枠への出演が狙えるとネタに。SMAPファンからは「さんまにはがっかり」「さんまの意見にびっくり。
「さんまさんは、27日にいきものがかりのコンサートに飛び入り出演したんですが、その場でメンバーに対して『解散すんなよ』と言い放ったとか。このタイミングでの解散話はSMAPのことを連想してしまいますし、実際、SMAPファンでコンサートを見に行っていた人たちからは、『楽しいライブが台無し』という声が上がっています。さんまさんはSMAPの解散を単なる“笑いのネタ”にしているだけのように感じます。解散ネタを話す時は、なぜか得意げで、うれしそうなんです。
一方、木村は、自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM、26日放送)で、リスナーから寄せられた“厳しい声”を紹介。暗いトーンで「なんで解散という大事な時に、すぐに帰国しなかったんでしょう」「こんな悲しい終わり方は絶対嫌です。メンバーともう一回話してください」といったお便りを読み上げていた。“SMAP”の名が入った番組名について「変える必要はないと今は思っています」と話すなど、木村の複雑な胸中が垣間見える一言もあった。さんまのように当人たち以外の人々が事態をかき乱す前に、メンバーの口から前向きなコメントを聞きたいものだが……。