*07:21JST NY為替:ポンド強含み、英国とEUは通商交渉で大筋合意
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円39銭から103円65銭まで上昇し、103円55銭で引けた。欧州通貨高でドル売りが一時強まったが、新規失業保険申請件数の予想以上の減少や追加経済対策の成立に目処がついたことや、英国と欧州連合(EU)が通商交渉で大筋合意したとの報道を好感したリスク選好の円売りが強まった。
ただ、引けにかけ、トランプ大統領が国防法案に拒否権発動との報道で警戒感が再燃し、ドルは上げ渋った。

ユーロ・ドルは1.2160ドルへ弱含んだのち、1.2221ドルまで上昇し、1.2186ドルで引けた。ユーロ・円は125円94銭まで弱含んだのち、126円38銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3402ドルから1.3571ドルまで上昇。英国と欧州連合(EU)が通商交渉で大筋合意との報道を好感したポンド買いが加速。ドル・スイスは0.8911フランへ上昇後、0.8868フランへ下落した。



《MK》