マンUを指揮するスールシャール photo/Getty Images
補強は不可欠
来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまったマンチェスター・ユナイテッドは、今夏の選手補強が不可欠だ。主力数名の移籍も噂されており、今夏には積極的な動きを見せる必要があるだろう。
これまでも数名の選手が獲得リストに挙げられてきたが、今回英『Daily Mirror』は獲得の可能性がある10選手をまとめている。
まず最終ラインでは、アントニオ・バレンシアが去る右サイドバックにクリスタル・パレスのアーロン・ワン・ビサカ、パリ・サンジェルマンのトーマス・ムニエが候補者に挙げられてきた。アーロン・ワン・ビサカはイングランドのA代表入りを狙う伸び盛りの21歳、ムニエは昨夏のロシアワールドカップで日本代表とも対戦したベルギー代表の一員だ。
今夏の重要補強ポイントでもあるセンターバックにはレスター・シティのハリー・マグワイア、さらにはインテルのミラン・シュクリニアルの名前も挙げられている。マグワイアは昨夏も補強候補に挙げられていたが、実現はしなかった。同メディアはマグワイアが指揮官オーレ・グンナー・スールシャールのファーストターゲットと伝えており、獲得には9000万ポンド近い費用がかかると見られている。
シュクリニアルの獲得も容易ではないが、インテルで実力は証明済みだ。こちらは8000万ポンドは必要と評価されている。
アンデル・エレーラが退団し、ポール・ポグバにも移籍の噂がある中盤にはサプライズ候補としてバルセロナのイヴァン・ラキティッチ、ネマニャ・マティッチに代わるアンカー候補としてトッテナムのエリック・ダイアー、2人より移籍金を抑えられる別の選択肢としてニューカッスルの21歳MFシーン・ロングスタッフも挙げられている。
またポグバの後継者候補としてリヨンのタンギー・エンドンベレの名前も挙がっている。争奪戦は避けられないが、他に挙げられた3名よりもダイナミックな攻撃参加が期待できる。
前線では同じリヨンからムサ・デンベレ、そして最大の希望としてベンフィカの19歳FWジョアン・フェリックスが挙げられている。
同メディアが紹介した10人は以上だ。この中から何人が加わるか分からないが、マンUは理想の夏を過ごせるのか。