
実はこの「ピース」のパッケージをデザインしたのはレイモンド・ローウィ。20世紀のインダストリアルデザインの生みの親と言われているスゴイ人なのです。
平日の夕方に行きましたが、場内はほとんど人がおらず、ゆっくりと眺めることができます。
展示では彼がデザインを手がけたものが、それこそ「口紅から機関車まで」飾られています。流線型の蒸気機関車の模型(このデザインは手塚治虫も影響を受けたと言われている)や彼がデザインしたロゴマークが並んでいるコーナーなんかイイなあ、と思いました。どれもシンプルでカッコイイものばかりなのです。
実はカナダドライジンジャーエールのロゴも、シェル石油のロゴも、ナビスコのロゴも、不二家のロゴも、全部彼がデザインしたものが、大きく変わることなく今でも使われているんですねえ。初めて知りました。
ステキだったので1200円の図録を思わず衝動買い。なお特別展は5月16日(日)まで開催ですので興味を持った方はお見逃し無く。
ちなみに「たばこと塩の博物館」は常設展もそこそこ面白くて、先日のリニューアル後に、昔のたばこ屋さんを再現した展示なんてのが新たに加わっています。こちらも要チェックですよ。
(エキサイトニュース編集部 さわだ)