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阿左美冷蔵の天然氷で作るカキ氷が鎌倉で食べられる

カキ氷には一部で「聖地」と崇められている場所がある。それが秩父にある創業1890年の天然氷蔵元「阿左美冷蔵」である。

ここでは丹精こめて作った天然氷のカキ氷が食べられるということで、7〜8月の晴れた休日には駐車場に入るまでに1時間、カキ氷を手に入れるまで30分、なんていう修羅場が繰り広げられたりする。テレビ、新聞、雑誌で「究極のカキ氷」特集があれば、まず筆頭に挙げられるほどの名店なのである。

天然氷ってどんなもんか食べたい〜……でも上長瀞駅まで行くの?……などとぐずっていた私だが、実はこの阿左美冷蔵の天然氷を使ったカキ氷が、鎌倉でも食べられるらしいのだ。さっそく足を運んでみた。

訪れたのは鎌倉「埜庵」(のあん)。小町通りを八幡宮のほうへずんずん進んだところにある雪ノ下ガーデン内にあるこぢんまりとした店である。埼玉県外では初めてという阿佐美の天然氷を使ったカキ氷店をオープンさせた石附浩太郎さんは、冬場は「阿左美冷蔵」で氷つくりを手伝っているという、いわば内輪の人間。阿左美の天然氷を扱っているだけでなく、シロップも阿左美冷蔵が特注している氷砂糖をベースにした甘露に小田原のみかんなど契約農家から仕入れたフルーツを混ぜて作る、というこだわりぶり。

今回は小田原曽我の梅を使ったという「梅酒」のカキ氷に挑戦してみた。

初めて食べた天然氷だが、口にいれるとふわっと解けて、感触も味わいも、とにかくやわらかい。子どものころにスキー場で食べたふわふわの雪の舌触りを思い出した。シロップも甘ったるくなく大人の味。ぱっと見はすごい量だがさくさく平らげてしまった。

おいしいだけでなく、このカキ氷、お約束の「頭がキーン」症状とも無縁。
石附さんに理由を聞くと、「それは氷の温度が高いからなんですよ」と教えてくれた。通常のカキ氷に使う氷はマイナス20度くらいらしいのだが、天然氷は溶けにくいためマイナス2度くらいで提供できるというのだ。「冷たすぎる氷は身体を急激に冷やすから、頭が痛くなるんです。阿左美の氷はちょうどアイスクリームくらいの冷たさなのでそんなことは起こらないんですよ」とのこと。

さて、せっかく見つけた「埜庵」だが、今年の天然氷の量が少ないなどの理由でこの9月27日で一旦閉店予定。来年の4月を目処に神奈川県内で再オープン予定だが、場所については、「山深いところが好きなので本当は丹沢あたりでお店をやりたいんですが、どうなることか」ということで、未定らしい。1日300食限定の阿左美の氷、鎌倉で食べられるのは今年の夏だけかも?(みと)

鎌倉かき氷 埜庵
雪ノ下1−5−35 雪ノ下ガーデン内
11:00〜17:00 火曜日、雨天時休 
090−7846−6486

注)2005年5月に埜庵は移転しました。新住所は、
神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11 電話 0466-33-2500 となります。

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