
(写真上から)わかやま電鉄記念切符とその地紋。地紋は目を近づけて見るとイチゴ柄じゃなかった…… <br>富山地方鉄道切符とその地紋。こちらは北アルプスの山々<br>秩父鉄道記念切符とその地紋。イメージキャラクタのパレオくんが描かれている
電車に乗るときに買う、切符をじいっと眺めたことがありますか?
発駅の名前や、金額が書かれているのは当然ですが、その背景に、なにやら模様が描かれていますよね。よおく見ると、JRだったら、JRのマークやら各社ごとの記号(東日本だったら、「E」)が描かれていたり、私鉄だったら、「てつどう」という文字や、社紋が描かれていたり。
こうした模様のことを、地紋とか、地模様と呼んだりします。もともとは偽造防止のために生まれた模様なのですが、じっくり見てみるとなかなかに個性的です。
今年(2006年)の春に、それまでの南海電鉄から路線を譲り受けて開業したわかやま電鉄貴志川線は、特産物である「イチゴ」をモチーフとして、マークを制定したり飾りつけを行っています。通称も「いちご電車」。なかなかにかわゆいイメージです。
ここで開業時に発売になった記念切符が、イチゴ柄だよ! と聞いて、そ、そりゃあスゴイっ! と驚きました。確かに公式サイトに掲載されている切符を見ると、そう見えます。
さっそく入手した友人に見せてもらったのですが……、あれ。これ、イチゴに見えるけど、ちょっと違うかな? その友人によれば「これは、イチゴじゃなくて、両備グループ(わかやま電鉄の所属するグループ)のマークですね」とのこと。ということは、色合いと、形が、たまたまイチゴみたいに見えたってことなんですね。ちょっと残念です。
じゃあ、派手で個性的な地紋は無いかな? と探したら、ありましたありました。
富山地方鉄道の切符の地紋は、北アルプスの山々と、黒部の峡谷が描かれています。これは鉄道マニアには広く知られていることなんだそうですが、あらためて眺めると、さすがに派手で綺麗です。
もうひとつは、秩父鉄道で現在売られている、パレオエクスプレスの記念入場券。パレオエクスプレスとは、現代に復活したSLの愛称で、イメージキャラクタなどもいて、大人気の列車ですが、なんと、そのパレオくんが描かれているではありませんか。これはインパクト十分。でも、思い出作りに一役買う記念切符なんだから、このくらい印象的なほうがよいですよね。
(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
発駅の名前や、金額が書かれているのは当然ですが、その背景に、なにやら模様が描かれていますよね。よおく見ると、JRだったら、JRのマークやら各社ごとの記号(東日本だったら、「E」)が描かれていたり、私鉄だったら、「てつどう」という文字や、社紋が描かれていたり。
こうした模様のことを、地紋とか、地模様と呼んだりします。もともとは偽造防止のために生まれた模様なのですが、じっくり見てみるとなかなかに個性的です。
今年(2006年)の春に、それまでの南海電鉄から路線を譲り受けて開業したわかやま電鉄貴志川線は、特産物である「イチゴ」をモチーフとして、マークを制定したり飾りつけを行っています。通称も「いちご電車」。なかなかにかわゆいイメージです。
ここで開業時に発売になった記念切符が、イチゴ柄だよ! と聞いて、そ、そりゃあスゴイっ! と驚きました。確かに公式サイトに掲載されている切符を見ると、そう見えます。
さっそく入手した友人に見せてもらったのですが……、あれ。これ、イチゴに見えるけど、ちょっと違うかな? その友人によれば「これは、イチゴじゃなくて、両備グループ(わかやま電鉄の所属するグループ)のマークですね」とのこと。ということは、色合いと、形が、たまたまイチゴみたいに見えたってことなんですね。ちょっと残念です。
じゃあ、派手で個性的な地紋は無いかな? と探したら、ありましたありました。
富山地方鉄道の切符の地紋は、北アルプスの山々と、黒部の峡谷が描かれています。これは鉄道マニアには広く知られていることなんだそうですが、あらためて眺めると、さすがに派手で綺麗です。
もうひとつは、秩父鉄道で現在売られている、パレオエクスプレスの記念入場券。パレオエクスプレスとは、現代に復活したSLの愛称で、イメージキャラクタなどもいて、大人気の列車ですが、なんと、そのパレオくんが描かれているではありませんか。これはインパクト十分。でも、思い出作りに一役買う記念切符なんだから、このくらい印象的なほうがよいですよね。
(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)
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