舞妓も「ひぃ〜ひぃ〜」叫びたくなる七味唐辛子
一味は香りにこだわり、国産ハバネロと本鷹唐辛子をブレンド。カレーやトムヤムクンなど、エスニック料理にも最適だとか。
京都土産といえば何を思い浮かべますか? あぶらとり紙、八つ橋、お漬け物などありますが、調味料の七味唐辛子も有名なのです。
清水寺近くの清水坂にある七味屋さんで、とっても過激なネーミングの七味と一味を発見しました。


その名も『舞妓はんひぃ〜ひぃ〜』。パッケージには2人の舞妓はんがあまりの辛さに悲鳴を上げている姿が描かれています。
舞妓はんというと、「〜どすえ」という、はんなりとしたイメージが強いのですがこれは………。しかも世界で最も辛いといわれているハバネロを使用しています。ひぃ〜。

京都のイメージを覆すようなこの商品。さっそく販売元の「お茶の子菜々」にお話を伺ってみました。
「以前自社で販売していたものが“日本一辛い一味”だったので、それよりも辛いとうがらしを探しました」
確かにハバネロは世界最強の辛さ。しかし何故このネーミングに?
「社内でネーミングを募集し、数あるなかからこの“舞妓はんひぃ〜ひぃ〜”が選ばれました。京都といえば舞妓ですが、“可愛らしい舞妓”、“びっくりするぐらい辛いイメージでの舞妓”、“少しエロティックな舞妓”など、いろんな含みの意味があることからつけられました」
確かに舞妓はんをひぃ〜ひぃ〜言わすのはエロい……。東京なら「芸者さんひぃ〜ひぃ〜」もいいかも。

では味見をしてみましょう。
京都といえばお豆腐、ということで冷や奴にかけてみました。まずは七味。胡麻や山椒がたっぷりで、香りがとっても良いです。意外に辛くない? と思ったら後からヒリヒリ感が。普通の七味と比べるとやっぱり辛いです。

ではいよいよ一味。こちらも見た目は普通の一味と変わらないですが……うわっ舌が、口の中が痛い! ゲホゲホッ、む、むせる。イラストの舞妓はんのように叫びたいけれど声も出ません! 舌が麻痺して、それからしばらくの間何を食べても味が全くわからず……。

お店のHPの「辛さの説明」を読んだところ、『舞妓はんひぃ〜ひぃ〜』の辛さのレベルは「狂辛」。「口にした瞬間狂うほどに辛い」、「悶絶痛辛口」とある。
恐るべし、『舞妓はんひぃ〜ひぃ〜』。  
(いなっち)
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