
パッケージには小悪魔と唐辛子、そして炎を思わせるデザイン。ビンのふたを開けると、見た目は普通のハチミツ。若干、さらさらしている感じもするが、ハバネロを思わせるものは見当たらない。恐る恐る鼻を近づけてみると……きましたっ!! 唐辛子のツーンとした刺激! 香りには甘さは一切ナシ。見た目はハチミツ、香りは唐辛子。このギャップがものすごい。実に興味をそそられる商品だ。さて、覚悟を決めて試食。
甘い!……ん!? 辛い! 辛い!! 辛〜〜い!!!……(以下、省略)
口の中はしばらくぴりぴり。刺激が口中を走りぬける。水を飲んで深呼吸。ようやく落ち着いて味わうと、甘さは感じるものの、口の中はハバネロのホットな刺激と香りに包まれている。う〜ん、これはなかなか手ごたえのある商品!!
販売元は創業38年になる蜂蜜のメーカーのビーケー株式会社。営業部の金山さんによると、開発のきっかけは「甘いだけでなく、辛い蜂蜜もあってもいいのでは?」という単純な発想からだという。社長さん自らが中心となり商品開発をされたとか。でもどうやって食べるの?
「蜂蜜は料理の調味料的な役割もはたしますので、デビルズハニーは辛さの欲しい料理はもちろん、焼肉、餃子などのタレ、カレーライスなどに直接かけていただいたり、煮物、鍋物など様々な料理に適応できます」
なるほど、ハバネロだけでは辛すぎるときや、ちょっと甘みもほしい料理に使えそう。最近では、「ランキンランキン」で店頭販売されたり、マスコミに取り上げられて話題のこの商品、反響のほどは?
「商品のインパクトが強すぎて、皆様方に理解をいただくことができず苦戦をしいれられております(苦笑)。新商品としてピリ辛蜂蜜『小悪魔ハニー』や、『デビルズハニーキャンディ』などを開発中ですので、ご期待ください!」
ありがとうございました! 期待しています!
でもこの辛さ、なぜか癖になってしまうのだ。刺激が収まるともう一口欲しくなって、ペロリ。
(さくら)