中国工業情報化部は27日、2024年の中国太陽光発電産業の主要製品の生産量は伸びを続けたと発表した。多結晶シリコン、シリコンウエハー、太陽電池、モジュールの生産量は前年比でいずれも10％以上増加した。

業界の生産額は1兆元（1元＝約21円）台を維持し、太陽電池とモジュールの輸出量の伸び率はそれぞれ40％と12％を超えた。

多結晶シリコンの生産量は182万トンを超え、23.6％増加した。シリコンウエハーの生産量は12.7％増の753ギガワット、輸出量は約60.9ギガワット。太陽電池の生産量は10.6％増の654ギガワット、輸出量は約57.5ギガワット。モジュールの生産量は13.5％増の588ギガワット、輸出量は約238.8ギガワットだった。

主要製品の生産量増、価格低下は続いた。多結晶シリコンの価格は39・5％、モジュールは29・7％それぞれ下落した。【新華社北京】

過剰供給で値崩れの太陽電池。中国大手ジンコソーラーも純利益98％以上減少の衝撃

編集部おすすめ