中国の空調機器大手「奥克斯電気(Aux Electric)」はこのほど、香港取引所に上場目論見書を再提出した。
奥克斯電気は1994年に設立され、家庭用空調機器を主軸に中央空調システムも手がける。
2023年からは、製品の中核部品であるコンプレッサーの開発・製造でパナソニックと提携。現在はマレーシア、タイ、米国、アラブ首長国連邦(UAE)、ベトナムおよびサウジアラビアに販売会社と現地チームを設立し、自社ブランドの海外展開を加速させている。
目論見書によると、売上高は2022年が195億2800万元(約4100億円)、23年が248億3200万元(約5200億円)、24年が297億5900万元(約6200億円)。調整後の純利益は、22年が14億4900万元(約300億円)、23年が25億1100万元(約530億円)、24年が29億3500万元(約620億円)と順調に推移している。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)