中国香港の市場調査会社カウンターポイント・リサーチはこのほど、2025年上半期(1~6月)のハイエンドスマートフォン(販売価格600ドル(約89000円)以上)の世界出荷台数が前年同期比8%増となり、過去最高を更新したと明らかにした。伸び率はスマホ市場全体(4%)を上回り、世界のスマホ売上高全体に対する寄与率は6割を超えた。

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米アップルは62%の市場シェアで首位に立ったが、伸び率は3%にとどまり、中国市場では中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と小米(シャオミ)にシェアを奪われた。ファーウェイの出荷台数は24%、韓国のサムスンは7%それぞれ増加した。シャオミは55%と大幅に増加し、順位は3位に浮上した。米グーグルの出荷台数は新型スマホ「Pixel 9シリーズ」によって2.1倍となり、5年ぶりにトップ5に返り咲いた。【新華社北京】

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