滋賀県蒲生郡でマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」が着工 近畿・中部・北陸を結ぶ、スロープ型物流施設
クレド・アセットマネジメントは、滋賀県蒲生郡竜王町において、県内で最大規模のマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」が着工したと発表した。

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マルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」が着工同施設は、名神高速道路の「竜王IC」に隣接し、広域配送の拠点として優れており、県内および京都・大阪エリアへの配送にも活用可能。


また、物流の「2024年問題」などへの対応として、長距離輸送を複数のドライバーが分担する「中継輸送」のニーズが高まる中、同施設は名阪間、さらには東・西日本を結ぶ中継輸送の拠点に適しているとのことだ。

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名神高速道路「竜王IC」に隣接施設内のトラック待機場は、27台分と十分なスペースを備え、台数増設も可能であるほか、ダブル連結トラックおよび45ftトレーラーにも対応できるという。

また、スワップボディ・コンテナ車両も利用できるバースや置き配対応区画を整備しているほか、専用の休憩室やシャワーブースを設置するなど、ドライバーの休憩とリフレッシュにつながるような施設を計画。

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「CREDO滋賀竜王」ドライバー休憩室イメージ最小区画は約900坪からとし、最大10テナントが利用可能。施設3階の天井高は最大6.8mとしており、近辺の工場に向けた物流センターとしても利用できるという。

環境面では、地域材を内装に用いるほか、竜王山など周辺の美しい景色を望むカフェテリアを3階に設け、従業員がリラックスできるような空間を提供。
また、太陽光発電システムやEV充電設備を導入するなど、環境に配慮した施設づくりに努めるとのことだ。

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「CREDO滋賀竜王」カフェテリアイメージ同社は、今後も品質、機能性にこだわり、物流業界の課題解決や地域の発展に貢献できる施設づくりを目指すとしている。

■開発概要

施設名:「CREDO滋賀竜王」
所在地:滋賀県蒲生郡竜王町大字小口
交通:名神高速道路「竜王IC」隣接、JR琵琶湖線「篠原駅」より約6.6km
敷地面積:67,083平方メートル(20,293坪)
延床面積:63,912平方メートル(19,333坪)
構造:鉄骨造・地上3階建
着工:2024年4月
竣工:2025年6月末(予定)
環境認証:CASBEE認証Aランク(予定)、BELS認証5☆(予定)、ZEB Ready認証(予定)