α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
不動産情報サービスのアットホームは、第一子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越したα世代ファミリーを対象に、α世代ファミリーの価値観や住まいに対する考え方、不動産会社に求めることを調査し、その結果を公表した。

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α世代とは、2010年から2024年頃までに生まれる世代のことで、Z世代の次に続く世代とされている。


生まれた時から動画コンテンツが主流で、小さい頃から自分のスマートフォンを持ち、授業でタブレットを使いこなすなど、いわゆるデジタルネイティブの世代とのことだ。同調査では、12歳以下の子どもがいる世帯をα世代ファミリーと定義。

■α世代の子どもがYouTubeを見始めたのは平均3.9歳

同調査で、スマートフォンやタブレットなどでYouTubeを見ている子どもは、70.7%という結果に。また、YouTubeを見始めた年齢を聞いたところ、平均3.9歳ということが明らかになった。

α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
スマートフォンやタブレットなどでYouTubeを見ている子どもの割合

■子ども専用のスマートフォン・タブレット端末を持っている約半数

7~12歳(小学生)の子どもを持つ人に、子ども専用のスマートフォンやタブレット端末を持っているか聞いたところ、45.1%が「はい」と回答。また、子ども専用のスマートフォン・タブレットデビューは、平均8.2歳という結果に。


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子ども専用のスマートフォンやタブレット端末を持っているか

■LINEを利用している子どもは約4割、LINEを始めた平均年齢は8.9歳

スマートフォン・タブレット端末でLINEを利用している7~12歳の子どもを持つ人に、子どもがLINEを利用しているか聞くと、36.3%が利用しているという結果に。

また、LINEデビューの年齢は平均8.9歳と、デジタルネイティブと言われるα世代の子どもは、小学校低学年からLINEを使っていることが明らかになった。

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子どもがLINEを利用しているか

■約2割の子どもはSNSを利用

前問と同じ対象者に、子どもがスマートフォン・タブレット端末でSNSを利用しているか聞いたところ、16.5%が「はい」と回答。そのうちSNSを始めた年齢を聞くと、平均が9.0歳という結果に。

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子どもがSNSを利用しているか

■α世代の習い事1位「水泳」、2位「英語・英会話」、3位「学習塾」

α世代の子どもを持つ親に習い事を聞いたところ、「水泳」がトップで34.6%、次いで「英語・英会話」が24.4%、「学習塾」が20.7%と続いた。また、習い事の数は平均1.7個、習い事にかけている費用は月平均1.8万円という結果に。


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α世代の子どもたちの習い事

■α世代の親が自身の子ども時代と比べ驚いたこと「小学校低学年からスマートフォンを所持」「父親が積極的に学校などの行事に参加している」等

α世代の親に、自身が子どもだった頃と比べて子育て中に驚いたことや違いを感じたことを聞いたところ、以下のような回答が得られた。

<自由回答(一部)>
・小学校低学年からスマートフォンを所持しており、オンラインでのつながりが多い。
・学校にGPSを持って行く。黒板ではなくプロジェクターを使って授業をする。
・子どもとおままごとをしていたら、支払いがQRコード決済だった。
・徒競走に順位をつけない。
・3歳くらいの小さな子どもも習い事をしている。

・父親が積極的に幼稚園や学校の行事に参加している。

■住まい探しで重視した設備は、キッチン編「食器洗い乾燥機」、お風呂編「追焚き機能」がトップ

α世代ファミリーに現在の住まいを探した際に重視したポイントを聞いたところ、キッチンでは「食器洗い乾燥機」、お風呂では「追焚き機能」がそれぞれトップという結果に。

お風呂では、そのほかにも「浴室乾燥機」「浴室暖房機」が上位にランクインしており、水回りの設備の充実さを求めている人が多いことが明らかになった。

α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
住まい探しで重視したポイント

■立地・エリアで重視したポイント1位は「治安が良い」

α世代ファミリーに、現在の住まいを探した際、立地・エリアで重視したポイントを聞くと、11項目が20%を超え、さまざまな観点から周辺環境をチェックしていることが明らかになった。

中でも、「治安が良い」がトップで36.4%、次いで「小学校・中学校が近い」が34.7%、「スーパーマーケットが近い」が32.3%と続いた。


α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
現在の住まいを探した際、立地・エリアで重視したポイント

■住まい探しで大変だったこと・困ったこと「物件の価格が適正なのかが分からない」がトップ

住まい探しで大変だったこと・困ったことをα世代ファミリーに聞いたところ、「物件の価格が適正なのかが分からない」が最も多く22.0%という結果に。

そのほか、「予算に合う物件が見つからない」「希望エリアに物件が見つからない」「希望条件に合致する物件が見つからない」が上位にランクインしており、希望する予算や立地、条件に合う物件がなかなか見つからない様子がうかがえた。

α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
住まい探しで大変だったこと・困ったこと【調査概要】
調査対象:12歳以下の子どもを持ち、第一子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越した男女737名

α世代の小学生の約半数が自身専用のスマホやタブレットを所持 Youtubeを見視聴しはじめた年齢は平均3.9歳
第一子の年齢ごとの人数調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2月9日~13日

<参考>
アットホーム「α世代ファミリーのライフスタイルに関する調査