コーセー、南アルプス工場のエネルギーに「水素」を活用 山梨県と連携し、水資源の地産地消モデル構築へ
化粧品メーカーのコーセーは、山梨県南アルプス市に新たな生産拠点「南アルプス工場」を建設するにあたり、コーセーインダストリーズおよび山梨県と連携して、山梨県産のグリーン水素などの環境に配慮したエネルギーを最大限に活用し、水由来のエネルギーの地産地消に取り組んでいくことを発表した。

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コーセー、南アルプス工場のエネルギーに「水素」を活用南アルプス工場は、2024年7月に第一期工事を着工し、2026年上期中の稼働を計画しているという。
化粧品の製造において重要な要素である「水」に恵まれた山梨県に新工場を建設し、サステナブルな要素を取り入れた工場として整備していくとのことだ。

工場稼働に必要な電力には、山梨県営の水力発電によるCO2フリー電力と、太陽光による自家発電を活用。熱エネルギーとしては、従来の化石燃料から山梨県産の「グリーン水素(※1)」に段階的に転換していくという。

今後、水素発生装置「やまなしモデルP2Gシステム(※2)」の導入なども視野に入れ、工場稼働後も資源を循環させながら、環境に配慮したエネルギーへの転換を推進。山梨県が誇る水を活用したエネルギーの「地産地消モデル」の構築を、全国に先行するモデルとして行政とともに取り組み、カーボンニュートラル社会の実現と地域の活性化に積極的に取り組んでいくとしている。

■南アルプス工場の概要
建設地:山梨県南アルプス市野牛島
敷地面積:111,525平方メートル
主要用途:化粧品工場(多品種 スキンケア製品中心)
【第一期建設】
・延床面積:39,300平方メートル
・計画概要:地上3階 S造
・従業員数:300名程度
・投資額:250~300億円
・着工予定:2024年7月
・竣工予定:2026年2月
・稼働予定:2026年上期

※1 再生可能エネルギーを使って発電された電気を使い、水を電気分解して得られた水素。
製造時にCO2を排出しない。