
リザライ、「第三回・意識調査アンケート」を実施
■将来的に同性間での子育てを検討しているか
「将来的に同性間での子育てを検討しているか」という質問に対し、約2割の人が同性間での子育てを検討していると回答。この結果に同社は、少子化が叫ばれる日本社会において、非常に示唆深いものとなっているとしている。法整備の遅れなど課題は山積しているが、パートナーシップ制度の導入など、少しずつ社会的な認知も促進。今後、さらに多くの人が子育てを視野に入れられるよう、社会全体の理解と支援が求められると同社は考察している。

■企業がLGBTフレンドリーであることは、恋愛やパートナー探しに影響を与えるか
約6割の人が、企業のLGBTフレンドリーな姿勢が恋愛やパートナー探しに影響すると回答。この結果に同社は、職場環境が個人のプライベートな生活にも密接に関わっていることを示していると考察。LGBT当事者にとって、企業がどれだけ理解を示し、働きやすい環境を提供しているかは、パートナー探しをする上でも重要な判断材料になると考えられる。

■LGBTフレンドリーな企業で働くことが、恋愛・婚活のしやすさにつながるか
「LGBTフレンドリーな企業で働くことが、恋愛・婚活のしやすさにつながるか」という質問には、前項と同様に、約7割近くの人がLGBTフレンドリーな企業で働くことが恋愛・婚活のしやすさにつながると感じていることがわかった。これは職場が安心できる場所であれば、そこで働く人々もオープンになりやすく、結果として出会いの機会も増えるという好循環が生まれることを示唆していると同社は考察している。

■企業がどのような取り組みを行うと「LGBTフレンドリー」と感じるか(複数回答)
制度の整備だけでなく、研修やコミュニティ形成支援など、ソフト面の取り組みも重視されていることが判明。これに対し同社は、単に制度を作るだけでなく、従業員の意識改革や当事者同士のつながりを支援することでより包括的な支援につながることを示しているとし、企業には表面的な対応ではなく、実質的な支援が求められていると考察している。

調査方法:インターネット調査
調査対象:リザライでアンケートにご協力いただいた会員様471人
有効回答数(サンプル数):443人
集計期間:2025年3月3日~3月19日
調査機関:同社調査
<参考>
リザライ『第三回・意識調査アンケート』