Z世代の復縁願望、55.7%で年上世代より15ポイント上回る 復縁成功率はX世代の約1.8倍に
リスミィは、破局した経験がある15歳~59歳の未婚男女を対象に、元恋人との復縁に対する考え方や行動の実態調査を行い、その結果を公表した。

なお、同調査では15歳から29歳を「Z世代」、30歳から44歳を「ミレニアル世代」、45歳から59歳を「X世代」と表記している。


■復縁願望はZ世代で55.7%、年上世代より約15ポイント高い

破局した経験がある未婚男女を対象に、過去に破局した相手との復縁を本気で考えた経験について質問したところ、Z世代では55.7%が「経験がある」と回答し、ZからXの3つの世代の中で最も高い割合となった。

一方、ミレニアル世代は42.9%、X世代は40.5%と、年齢が上がるにつれて復縁願望は低下する傾向に。Z世代とX世代の間には15.2ポイントの差があり、世代間で復縁に対する考え方に違いがあることがわかる。

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破局した相手との復縁を本気で考えた経験があるか

■復縁を考えたZ世代の86.3%が実際に行動を起こす

復縁を本気で考えた経験がある人を対象に、復縁に向けて実際に何らかの行動を起こした経験があるかを質問したところ、Z世代では86.3%の人が「行動した経験がある」と回答し、3つの世代の中で最も高い行動率に。

ミレニアル世代は75.9%、X世代は61.3%で、年齢が上がるにつれて行動率が低下する傾向が見られる。また、Z世代とX世代の間には約25ポイントもの差があり、世代間で復縁への取り組み方に大きな違いがあることがわかった。

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復縁に向けて実際に何らかの行動を起こした経験があるか

■Z世代の復縁成功率66.1%、X世代の約1.8倍に達する

復縁に向けた行動を起こした未婚男女を対象に、復縁が成功したか質問したところ、Z世代では66.1%の人が成功しており、3つの世代の中で最も高い成功率だった。

一方、ミレニアル世代は42.1%、X世代は37.1%にとどまり、年齢が上がるにつれて成功率が低下する傾向に。Z世代の成功率はX世代の約1.8倍に達しており、世代間で大きな差があることがわかった。

Z世代の復縁願望、55.7%で年上世代より15ポイント上回る 復縁成功率はX世代の約1.8倍に
復縁に向けた行動の結果、復縁が成功したか

■復縁成功者の40.0%が「1週間~1カ月未満」で行動開始、「1年以上」はわずか4.3%

復縁に向けて行動を起こした人を対象に、破局してから最初の行動を起こすまでにどの程度期間を空けたかを質問したところ、成功者と失敗者の間で行動開始時期に違いがあることがわかった。

復縁成功者の行動開始時期を見ると、40.0%の人が「1週間~1カ月未満」に行動を起こしており、成功者の行動開始時期として最も多い割合に。

一方、失敗者では同期間の割合は28.1%にとどまり、成功者の方が約12ポイント高くなっている。逆に「1年以上」経ってから行動を起こした人は、成功者では4.3%だったのに対し、失敗者では10.9%と2倍以上の差が見られた。

Z世代の復縁願望、55.7%で年上世代より15ポイント上回る 復縁成功率はX世代の約1.8倍に
別れてから最初の行動を起こすまでにどの程度期間を空けたか

■復縁を考えたZ世代の65.5%がSNSブロック経験、「お互いにブロック」は18.0%

復縁に向けて行動を起こした人を対象に、復縁を考えていた当時にSNSやメールでブロックした経験があるかを質問したところ、多くの人が何らかのブロック経験を持っており、世代によってブロックの仕方に違いがあることがわかった。

Z世代では「お互いにブロックした」(18.0%)、「自分がブロックした」(13.1%)、「相手にブロックされた」(34.4%)を合わせると、65.5%の人が何らかのブロック経験があるという結果に。


特に「お互いにブロック」した経験がある人はZ世代で18.0%と、ミレニアル世代の5.4%、X世代の3.2%と比較して高い割合となっている。一方、「お互いにブロックしなかった」と回答した人は、年上の世代ほど多く、X世代では64.5%に達した。

Z世代の復縁願望、55.7%で年上世代より15ポイント上回る 復縁成功率はX世代の約1.8倍に
復縁を考えていた当時にSNSやメールでブロックした経験があるか

■復縁成功者は「友人相談」が最も多く42.9%、「占い活用」は21.4%で失敗者の約3.5倍

復縁に向けて行動を起こした人を対象に、当時どのような取り組みをしていたかを質問したところ、復縁成功者が最も多く行っていたのは「共通の友人・知人に相談した」(42.9%)で、次いで「復縁に関する情報をWebや書籍で調べた」(25.7%)、「自分磨きをした」(24.3%)となった。

一方、失敗者では「自分磨きをした」(31.2%)と「相手のSNSなどをチェックして近況を調べた」(31.2%)が最も多くなっている。

また、成功者の21.4%が「占いを試してみた」と回答しているのに対し、失敗者は6.2%にとどまった。成功者は、失敗者の約3.5倍も占いを参考にしていることが明らかになり、占いの活用状況に大きな違いがあることがわかった。

Z世代の復縁願望、55.7%で年上世代より15ポイント上回る 復縁成功率はX世代の約1.8倍に
復縁に向けてどのような取り組みをしていたか【調査概要】
調査機関:同社調査
調査方法:インターネット調査(ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者:破局した経験がある15歳~59歳の未婚男女
調査期間:2025年7月23日~30日
有効回答:410名(性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリング)

<参考>
リスミィ『元恋人との復縁に関する調査
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