辛坊治郎が5月9日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。8日、東武鉄道・西新井駅(東京都足立区)で発生したコーヒー缶の破裂事件について言及。

「混ぜるな危険」、「誰でもやってしまいがち」と注意喚起した。

西新井駅 コーヒー缶破裂 「混ぜるな危険、誰でもやってしまい...の画像はこちら >>

「券売機の上の缶が破裂した」との通報があり、近くにいた女性1人に液体がかかり、顔などにけがを訴えているという。女性は軽傷。警察や消防が東武鉄道西新井駅を調査した =東京都足立区西新井 撮影日:2023年05月08日 写真提供:産経新聞社

8日、東武鉄道・西新井駅(東京都足立区)構内の券売機付近で、中国籍の男性(49歳)が置いたコーヒー缶が破裂。中に入っていた液体が飛び散り、近くにいた女性客の顔や介抱した駅員の指などに付着し、2人が軽いやけどを負った。関係者によると、缶の中身は強いアルカリ性の洗剤とみられるという。

このニュースについて辛坊は、「いまG7前なんで、広島だけじゃなくて東京もこういう警備が非常に厳しくなっているのに、缶が爆発してケガ人が出たというんで大騒動になったみたい」と前置きし、「みなさん、ありがちなんで気をつけてください」と述べた。

辛坊は「(強いアルカリ性の)塩素系の洗剤は、例えばクエン酸のような“酸”みたいなものに反応すると、激烈に反応して塩素ガスがガッと発生する」と指摘。男性がキャップ付きのコーヒー缶に「勤務先の洗剤を入れた」と話していることから、持って帰っている最中に「缶の中に残っていた微量の物質と、塩素系の漂白剤みたいな洗剤が化学反応を起こして、缶の中で塩素ガスがぐわって発生して、パーンっていっちゃったんだろうなと現場の状況から私は結論を出しました」と推測。そのうえで、「塩素系の漂白剤、洗剤の扱いは本当に気をつけてください。まさに“混ぜるな危険”」、「塩素系と酸のようなものを一緒にすると、有毒の塩素ガスがガッと出る」と語り、「起きた現象としては、誰でもやってしまいがち」と注意喚起した。

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