ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(6月11日放送)に、お笑いタレント・おばたのお兄さんが出演。お笑い芸人になった理由を語った。

おばたのお兄さん 妻との縁は「ジェネリック小栗旬」がきっかけ...の画像はこちら >>

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

自見はなこ:芸人への道を志すにあたり、親御さんから反対はなかったのですか?

おばた:反対しかなかったですね。泣かれました。日体大を出て、教員免許も取り、親からすれば教員になるものだと思っていたでしょうし。僕が14歳のときに父親が亡くなり、シングルマザーで育ててくれたのです。でも、急に「芸人になりたい」と言ったものだから、「勘弁して」と言われたのですが、人生は一度きりだからと思って説得しました。

自見:日本体育大学を卒業したあとは、アルバイトをされていたそうですね。

おばた:「芸人になりたい」と言った際、母に泣かれてしまったのですが、「1年間お金を貯めて100万円の通帳を持ってくるから、それで許して」と説得したのです。100万円だと本気度が弱いかなと思って、実際には150万円貯めた通帳を持っていきました。そこで「本気」の気持ちが伝わり、吉本のお笑い養成所に入りました。

淵澤由樹(アシスタント):そして、俳優・小栗旬さんのものまねでブレイクされました。

おばた:テレビに出たいと思っていたころ、逆算して考えたのです。「ものまね」はテレビに出やすい。

また、「人がやっていないネタ」がいい。さらに「リズムネタ」は必ずどの時代でもブレイクを起こすので、この3つをやり続けていたら、小栗旬さんのものまねがひっかかりました。「当たった!」という感じでしたね。

自見:とても戦略家なのですね。

淵澤:奥様であるフジテレビの山﨑夕貴アナウンサーとは、ものまね番組で知り合ったそうですね。

おばた:たまたま妻が『信長協奏曲』という作品で小栗さんが演じられていた、サブローという役のファンだったのです。

サブローのものまね、小栗旬さんのものまねをする人が出てきた、というところから僕に注目してくれたそうです。小栗旬さんのジェネリックとして(笑)。

自見:のちにご結婚されますが、周りの反応はいかがでしたか?

おばた:「こんなことがあるんだな」と言っていましたね。そのころは月収で言うと妻を超えていたので、妻も周りの人に「先見の明があるね」と言われていました(笑)。

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