7月31日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~)で、フリー転身への考えがないことを語った。
テレビ東京の社員として「ゴッドタン」や「青春高校3年C組」といった番組を手掛けつつ、今年4月から「オールナイトニッポン0」のパーソナリティに抜てきされたが、それ以降、各所で「フリーにならないんですか?」と声をかけられているという佐久間。
「フリーは、働けば働くほどギャランティーが増えるということもあるけど、一番のメリットは、人事異動しないということ。フリーになった人って、人事異動がきっかけの人が多いんです。ドラマをずっと作っていたけれど、サラリーマンだから人事異動があって営業に行き、『営業の仕事は嫌いじゃないけど、ずっとドラマの制作をやりたいから辞めます』ってなる人が多い」
このように、まずはフリーになる人の心情に理解を示しつつ、自身が感じるデメリットを続けて説明していった。
「デメリットは、フリーになったらずっと働かないといけないじゃん? だらだら生活できないじゃない?(笑) 稼がなきゃいけないから、大変ですよ。で、僕がフリーになったら、“ただのおじさん”が『オールナイトニッポン0』をやっているんだよ?(笑) 唯一、他の(『オールナイトニッポン』の)曜日のスターたちと違って僕のことを面白がってもらっていることが、テレビ東京の局員の“サラリーマン”が『オールナイトニッポン』をやっているから。これが43歳の、フリーのディレクターがパーソナリティをやったら、ハードルが上がってどんどん面白いことを言わなきゃいけなくなる。おもしろ一本勝負のストロングスタイルで、90分毎週やっていく自信はありません。テリー伊藤さんにならなくてはいけない(笑) その道に踏み出す、それはもう怖いですよ!」

笑いながら話を膨らませた佐久間は、「だから私は、テレビ東京のサラリーマンとして働きながら『オールナイトニッポン』をやっていきたいと思っております」と締め、改めて“テレ東・佐久間P”として活動していく旨を明言した。
<radikoタイムフリー>
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(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」
放送日:2019年7月31日(水)27時~28時30分
パーソナリティ:テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行