キャスターの小倉智昭が8月23日、ニッポン放送「ズーム そこまで言うか!」に出演(夏休み中の辛坊治郎の代演)。24日にも始まる、福島第一原発の処理水海洋放出について政府や東京電力の対応に苦言を呈した。

処理水放出、風評被害の委員会設立はこれから 「えっ、これから...の画像はこちら >>

東電福島第1原発の敷地に並ぶ処理水などを保管するタンク=福島県大熊町、双葉町(写っているのは大熊町) 撮影日:2021年01月06日 写真提供:産経新聞社

小倉)もう震災からまもなく12年。こうなるのはわかってたんですよね。海洋投棄しか多分ないだろうって言われてて、僕何回もね、福島の原発取材に行って、タンクの数がどんどんどんどん増えるのを見てたんですよね。これはどうするつもりなんだろう。

(中略)

こうなるのはわかってたんだから、間際になってドタバタするより、何でもうちょっと計画的にできないんだろう。
この前のね、3日ぐらい前の東京電力の記者会見聞いてて驚いたんですが、今回の風評被害などに対処するために、委員会みたいなものを作るって…えっ、これから作るの?って。

で、岸田総理が漁業関係の人に会うんだっていうのを聞いて、僕は福島に行った後、岸田さん泊まったんだ福島に。泊まって次の日に、地元の漁業関係の人と会うんだなと思っていたら、何違ったって、地元の人じゃなくて全国の漁業会長に、しかも総理官邸に来てもらうっていう感じでしょ?それで(総理は)「何十年も私たちは―」って言って。何十年もあんた総理やるの?って言う。

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