黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(3月7日放送)に株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹が出演。温泉道場について語った。

温泉施設からサバの陸上養殖まで幅広く展開 「その意図は?」 ...の画像はこちら >>

※画像はイメージです

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。3月4日(月)~3月8日(金)のゲストは株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹。4日目は、手掛けているさまざまな事業について

黒木)山﨑さんはお風呂屋さんや温泉施設の再生ビジネスを手掛けていらっしゃいますが、地域への貢献、地域活性化にも尽力されているのですね。

山﨑)「さあ、地域を沸かそう」というテーマで温泉、お風呂、サウナ、キャンプ場などの事業を通じて、地域の温度を上げるような活動をしています。

黒木)その温泉事業もさることながら、プロ野球独立リーグ「埼玉武蔵ヒートベアーズ」のCEOも務めているのですか?

山﨑)グループのなかで、プロ野球独立リーグの球団オーナーを兼務しています。

黒木)野球は温泉とカテゴリーがまったく違いますよね?

山﨑)ジャンルとしては違うのですが、地域の皆さんのコミュニケーションツールという意味では、プロ野球球団は共通点があると思います。

ただ、ビジネス的に言うとプロスポーツチームの興行なので、そこは違うかも知れません。

黒木)違うけれど、温泉も野球も健康意識の向上ですよね。

山﨑)健康やレジャーの提供という意味では、同じような形だと思います。

黒木)プロ野球チーム以外にも「ONDOホールディングス」というものがありますが、どんな企業なのですか?

山﨑)温泉と野球、あとはサバの陸上養殖など……。

黒木)サバにも関わっているのですね。海がない埼玉で。

山﨑)海水魚を育てており、それらの取りまとめをONDOホールディングスという持ち株会社で行っています。温泉に携わる温泉道場、埼玉武蔵ヒートベアーズという野球の会社以外に、他のエリアにもエリアカンパニーがあるのですが、グループ自体をONDOホールディングスがまとめています。「地域の音頭を取るリーダーを育てる」というテーマで「ONDOホールディングス」という社名にしました。

温泉施設からサバの陸上養殖まで幅広く展開 「その意図は?」 温泉道場 社長・山﨑寿樹
山﨑寿樹

山﨑寿樹

黒木)サバの話に戻って恐縮ですが、美味しいのだそうですね。

山﨑)結構脂がのっています。厨房の10mくらいのところに水槽があるので、そういう意味では水揚げと言っていいのかわかりませんが、生きたサバをすぐに締めるため、埼玉県で新鮮なお刺身を食べることができます。

黒木)観光でいらっしゃる方も多いのではないですか?

山﨑)まだ通年いつでも出せるわけではないのですが、イベントも行い、お子さんに養殖している姿を見てもらっています。観光的な側面も含め、楽しんでいただけているのではないでしょうか。

黒木)なぜ、サバだったのですか? ウナギでもいいですよね。

山﨑)ウナギ、ナマズ、サーモン、フグなどを検討しましたが、埼玉で行う意義を考えたときに、やはり海の方がインパクトがあるのではないかと。そして、海水魚のなかでも大衆魚であるサバにチャレンジしました。

黒木)温泉道場からサバの養殖まで。

山﨑)「温泉道場」という名前だけでは収まらなくなったので、「新しいテーマのグループをつくろう」となったのが、ここ1~2年の動きですね。

黒木)「地域の方々に何が必要か」を考えた結果、たどり着いたという感じがします。

山﨑)地域のお困りごとや社会課題の解決が、我々のビジネスとしての役割だと思っています。地域の課題解決のために、いろいろなビジネスをやらせていただいています。

温泉施設からサバの陸上養殖まで幅広く展開 「その意図は?」 温泉道場 社長・山﨑寿樹
山﨑寿樹

山﨑寿樹

山﨑寿樹(やまざき・としき)/株式会社温泉道場・代表取締役社長

■1983年、埼玉県幸手市生まれ。
■2006年に大学を卒業し、「船井総合研究所」に入社。

温浴ビジネスチームに所属し、日帰り温泉に特化したコンサルティング業に従事。
■2011年3月、株式会社温泉道場を創業。代表取締役社長に就任。
■温泉道場では地域のお風呂屋さんを個性的な施設にリノベーション。埼玉県を中心に全国で展開する「おふろcafe」は、お風呂とサウナはもちろん、お洒落な空間で美味しいご飯や読み放題の漫画を楽しむ他、勉強や仕事をしたり、自由にくつろげる場所を創造。現在は温浴施設のみに留まらず、宿泊・複合リゾートなどを含めたさまざまな施設を運営・展開している。

■企業理念は「おふろから文化を発信する」。お風呂屋さんや温泉施設を再生することで、新たな人を呼び込み、雇用を生み、地域にお金を循環させるサイクルを確立。地域を活性化させている。
■2023年4月には、株式会社温泉道場の持株会社として「株式会社ONDOホールディングス」を設立。代表取締役に就任。「温泉道場」は、グループ会社の1つとなる。
■その他のグループ会社には「株式会社旅する温泉道場」と「株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ」がある。
■埼玉武蔵ヒートベアーズは、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジリーグのプロ野球球団で、山﨑さんは代表取締役兼オーナーを務めている。

radikoのタイムフリーを聴く:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240307064100