【現地参加・オンライン参加可能 特番ALL REVIEWS】...の画像はこちら >>


◆2025/02/01 (土) 19:00 - 20:30 『灰色のミツバチ』(左右社)刊行記念 トークイベント
ロシアの侵略から三度の冬を迎え、先の見えない戦争状態。
「ウクライナ」の作家でありながら民族的にはロシア人であり、母語もロシア語であるクルコフは、2014年のクリミア半島をめぐる紛争に遡れば、もう10年以上、微妙な立場に立たされ続けていることになります。

その彼が『灰色のミツバチ』で描いたのは、「グレーゾーン」に生きる中年男性二人の物語でした。
新聞の追悼記事の予定稿を書いているうちに奇妙な事件に巻き込まれる『ペンギンの憂鬱』(原著1996年、新潮クレスト・ブックス)、結婚に破れて以来すっかりペシミスティックになったごくふつうの男が大統領になる『大統領最後の恋』(原著2004年、新潮クレスト・ブックス)。
現代世界を舞台に飄々としたユーモアで綴ってきたクルコフの魅力と読みどころを大いに語っていただきます。

■アンドレイ・クルコフ (原著), 沼野恭子 (翻訳)『灰色のミツバチ』
【現地参加・オンライン参加可能 特番ALL REVIEWS】2025/02/01 (土) 19:00 - 20:30 『灰色のミツバチ』(左右社)刊行記念 トークイベント
灰色のミツバチ
『灰色のミツバチ』(左右社)著者:アンドレイ・クルコフAmazon |honto |その他の書店

◇【出演者プロフィール】
■沼野 恭子(ぬまの・きょうこ)
ロシア文学者、翻訳家。東京外国語大学名誉教授。
主な著書に『ロシア万華鏡』『アヴァンギャルドな女たち』(もに五柳書院)、『夢のありか』(作品社)、『ロシア文学の食卓』(ちくま文庫)、
『100分de名著アレクシエーヴィチ』(NHK出版)など、主な翻訳書にクルコフ『ペンギンの憂鬱』のほか、ウリツカヤ『ソーネチカ』『女が嘘をつくとき』(ともに新潮社)、
ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』(河出書房新社)、アクーニン『堕天使殺人事件』(岩波書店)、『ヌマヌマ はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』(共訳)など多数。

■豊崎 由美(とよざき・ゆみ)
書評家、ライター。
雑誌、WEB、新聞で書評の連載多数。 著書に『そんなに読んで、どうするの?』(アスペクト)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん! 「 とほほ男子」で読む百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『時評書評 忖度なしのブックガイド』(教育評論社)、共著に『文学賞メッタ斬り!』『百年の誤読』(共にちくま文庫)などがある。
近著に『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(共著、思潮社)、『どうかしてました』(河出書房新社)がある。

<イベント概要>
【日時】2025/02/01 (土) 19:00 - 20:30
【会場】PASSAGE bis!
東京都千代田区神田神保町1-15−3 サンサイド神保町ビル3F

※PASSAGE店舗右手エレベーターより3階におあがりください。

【参加費】
現地参加:1,650円(税込)
オンライン参加チケット(アーカイブあり):1,650円(税込)
訳者サイン入り書籍付きオンライン参加チケット(アーカイブあり):1,650円(税込)+書籍『灰色のミツバチ』4,400円(税込)

※ALL REVIEWS 友の会(第5期:月額1,800円) 会員はオンライン参加、アーカイブ視聴ともに無料
現地参加チケット¥1,650今すぐ購入するオンライン参加チケット¥1,650今すぐ購入する訳者サイン入り書籍付き
オンライン参加チケット¥6,050今すぐ購入する
■「ALL REVIEWS 友の会」について
右肩下がりと言われる出版業界を、「書評という切り口でどう盛り上げていけるか」を「考えて行動する」ALL REVIEWSのファンクラブ。

詳細はこちら(https://allreviews.jp/tomonokai)

【現地参加・オンライン参加可能 特番ALL REVIEWS】2025/02/01 (土) 19:00 - 20:30 『灰色のミツバチ』(左右社)刊行記念 トークイベント



【書き手】
AR事務局
編集部おすすめ