■同率2位:浅川ダム/23票
長野市郊外にある「浅川ダム」は、四季折々の自然と調和する静かなダム。春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。周囲はのんびりと散策できるよう整備されており、日常の喧騒(けんそう)から離れて心を落ち着けるにはぴったりの環境。規模は大きくないものの、その分ゆったりと時間が流れる感覚を味わえるスポットです。
回答者からは「全国的にも珍しい穴あきダムとして知られていて環境にやさしい統計のダムで、真光寺ループ橋との組み合わせで絶景スポットとしても人気だから」(20代男性/京都府)、「長野市中心部から車でアクセス可能で、飯綱高原方面のドライブコースにも最適だから」(50代男性/東京都)、「ダムとダム湖を望むことができる展望台が魅力だから。秋の紅葉シーズンには絶景が楽しめそうだから」(30代女性/北海道)といった声が集まりました。
■同率2位:伊奈川ダム/23票
木曽郡大桑村の奥地に佇む「伊奈川ダム」は、渓谷の自然と一体になったような静かな存在感を放っています。訪れる人は決して多くないけれど、だからこそ感じられる“特別感”がここにはあります。ダム周辺には鳥の声と風の音だけが響き、自然の中に身を置くぜいたくを存分に楽しめます。
※2025年9月現在、ダム周辺で通行止め区間があります。訪問の際は大桑村公式Webサイトなどで、最新の情報をご確認ください。
回答者からは「高さ43mあるので放水の様子を見たい」(40代男性/兵庫県)、「近隣でアクティビティも楽しめるから」(30代男性/群馬県)、「木曽の山奥にある秘境感がいいから」(30代女性/神奈川県)、「周囲は木曽谷の自然が広がり、森林浴も楽しめるから」(40代男性/静岡県)といった声が集まりました。
■同率2位:読書ダム/23票
木曽川の流れを静かにたたえる「読書ダム」は、町に寄り添うように存在する穏やかなダム。大正時代に建設され、現在は国の重要文化財に指定されています。地元の人たちにとっては見慣れた風景かもしれませんが、その落ち着いた佇まいは、外から訪れる人の心にもすっとなじみます。ダム湖に映る空や山の景色は、日常を少しだけ忘れさせてくれるような、そんな優しい風景です。
回答者からは「名前のセンスが面白い。コンクリートダムとして巨大だから見てみたい」(40代女性/長崎県)、「読書と書いてよみかきと読みますが、字面が面白いので一度見てみたいです」(50代女性/石川県)、「聞いたことがないので行ってみたい」(50代女性/福島県)といった声が集まりました。
■1位:高瀬ダム/24票
北アルプスの奥深く、大町市の山々に囲まれた「高瀬ダム」は、日本屈指のロックフィルダムとして知られています。その巨大な堤体と切り立った山々との調和は圧巻の一言。登山ルートの途中に位置するため、たどり着くには少し時間がかかりますが、その道のりさえも旅の醍醐味(だいごみ)です。澄んだ空気と静けさ、そして壮大な風景に包まれたこの場所は、まさに秘境ならではの魅力に満ちています。ダムを目にした瞬間、そのスケールの大きさに思わず息をのむことでしょう。
回答者からは「黒部の山賊を読んだことがあり、最近再整備された伊藤新道が気になっているから」(30代女性/埼玉県)、「ダムの周りが山なので、紅葉の時期に行きたいです」(20代女性/宮城県)、「高瀬ダムは日本最大級のロックフィルダムで、北アルプスの大自然に囲まれています。一般車両が入れないため、専用バスで訪れる秘境感も魅力。エメラルドグリーンの湖面と巨大な堤体のコントラストが印象的で、登山客や写真愛好家に人気です」(20代男性/京都府)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。