古くから人々の心を癒やし、祈りの場として親しまれてきた寺社仏閣。近年では、パワースポットや映える絶景スポットとしても注目を集めています。
そんな中で、今多くの人が「行ってみたい」と感じているのはどこなのでしょうか。

All About ニュース編集部では、2025年11月6日、全国10~60代の男女250人を対象に、好き&行ってみたい寺社仏閣に関するアンケートを実施しました。その中から、好き&行ってみたい「茨城県の寺社仏閣」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:鹿島神宮/58票
鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市に鎮座する由緒ある神社です。神武天皇元年(紀元前660年)創祀と伝えられ、御祭神は日本建国・武道の神様である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)として古くから皇室や武士からの厚い信仰を集めてきました。旅立つ際の道中の無事を祈願する「鹿島立ち」の文化も育まれ、その力強さが今も多くの人を惹きつけています。

回答者からは「格式高い神社で自然に囲まれた境内が美しく、歴史を感じながら参拝できるから」(30代女性/東京都)、「樹齢千年を超える杉並木の参道や、神秘的な御手洗池が魅力的だから」(50代男性/広島県)、「広大な境内は、深い森に囲まれ、歩くだけで清々しい気持ちになれる」(40代女性/愛知県)といった声が集まりました。

■1位:水戸黄門神社/70票
茨城県水戸市にある水戸黄門神社(みとこうもんじんじゃ)は、正式には常磐神社といい、水戸藩主である徳川光圀公(水戸黄門)と徳川斉昭公を祭っています。国民的な人気を誇る「水戸黄門」ゆかりの場所であるという強いイメージが、多くの人々の関心を集めました。歴史上の有名人物に会えるような感覚で、「行ってみたい」という票を集めたと推測されます。

回答者からは「有名な水戸光圀を祀る神社で参拝すると御利益がありそうだと思うからです」(30代女性/宮城県)、「昔見ていた黄門様を実際に祀っている神社があると知って気になるため」(30代女性/福岡県)、「水戸黄門の神社があるなんて知らなかったから行ってみたい」(20代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
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