2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■26歳・年収800万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む26歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:800万円
金融資産:現預金200万円、リスク資産300万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:200万円
・自社株:100万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・野村国内株式インデックスファンド・TOPIX/確定拠出年金:2022年から
など

2022年から確定拠出年金制度を利用して、野村国内株式インデックスファンド・TOPIXに月「2万円」の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本80万円→運用益込100万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

運用益は「右肩上がりの状況で、現時点では+25%」と説明。「ただ毎月入ってくる資金が少ないため、なかなか投資に(お金を)回す事ができていない」と、もどかしさも語っています。

■26歳・年収800万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
元々「散財癖があり、口座(のお金)に余裕があるときは、あまり後先を考えず買い物をしてしまう」と言い、「以前は、目の前の物質的なものの消費にお金を使っていた」そう。

しかし「投資を始める前と後で、お金に対する価値観が大きく変わった。積立投資を始めたことで、現在の自分の資産について考える癖がついた」とのこと。現在「投資など損益の出るものに対しては消極的かつ慎重で、手をつけないと決めた口座には全く手をつけない」と言います。


積立投資に関しては「基本的には分散投資を心がけている」そうで、「これから積立投資を始める人にもオススメしたい」とコメント。

新NISAについては、既につみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を月4万円ずつ購入」しており、「極力、つみたて投資、成長投資枠どちらもフルで使う」つもりだと教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
編集部おすすめ