ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
■40歳・年収900万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は北海道に住む40歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
▼家族構成本人のみ
▼金融資産年収:900万円
金融資産:現預金1900万円、リスク資産1990万円
▼リスク資産の内訳・投資信託:642万円
・国内ETF・日本株:328万円
・米国ETF:1020万円
▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA・特定口座:2020年から
・バンガード S&P 500 ETF (VOO)/NISA・特定口座:2021年から
・SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)/NISA:2024年から
など
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
NISAで、オール・カントリーに「月3万3000円」からスタートして、途中からは特定口座の併用で金額を上乗せ。新NISAが始まってからは、つみたて投資枠で「月10万円」を積み立てているそう。
また2021年からは、特定口座でVOOへの積み立ても始めたといいますが、新NISA開始に伴って、成長投資枠での「月10万円」の積み立てに切り替えたとあります。
同じく成長投資枠では、2024年から日本高配当株式ファンドにも「月10万円」の積み立ても始めており、現在も継続しているとのことです。
投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、オール・カントリーで「元本374万円→運用益込478万円」、VOOで「元本496万円→運用益込646万円」、日本高配当株式ファンドでは「元本170万円→運用益込172万円」と、利益を生み出している様子。
「2020年のコロナ禍の最中だったため、そもそも株価が下がっている状況からスタートすることができた。そこから毎年プラス益で推移できている。
とはいえ「トランプ関税の影響で、評価益が(昨年から)200万円ほど低下している状況はある」と明かしています。
■40歳・年収900万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として「第二の収入源ができた」ことを挙げ、「本業以外に資産を増やす手段ができた。(銘柄によっては)保有しているだけで配当金を得られる」とコメント。
運用にあたっては、「前年の段階で翌年の投資金額を決定し、12カ月で割った金額を毎月投資する。下落や暴落があったとしても決して動揺せず、売らない」と決めているとのこと。
「総資産が増加していくのが好きで、Excelで毎月資産の収支を管理している。総資産1億円に達してから、引き出しを検討する」と語っています。
新NISAについては、今後も月30万円の積み立てを継続し、「つみたて投資枠と成長投資枠、ともに2024年から最短5年間で満額投資する予定」と教えてくれました。
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