「いい部屋ネット」でおなじみの大東建託は、愛媛県に居住の20歳以上の男女8932人を対象に「住みここち(自治体)」に関する調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<愛媛県版>」として結果を発表しました。

調査は2021~2025年の回答(一部2019年・2020年を追加)をもとに集計したものです。


この記事では、愛媛県民が選んだ「住みここち(自治体)」ランキングの1位と2位をご紹介します。

■2位:伊予郡松前町/評点62.8/偏差値62.5
2位の松前町は松山市の南西にあり、人口は約3万人、瀬戸内海に面しています。愛媛県唯一の「山がない街」でもあります。空港に近く、伊予鉄郡中線やJR予讃線、国道56号線が走っており、交通利便性が高いのが特徴です。

町内には大型ショッピングセンターの「エミフルMASAKI」があり、買い物環境も充実。重信川の伏流水が豊富で、湧水を活用した親水公園もあります。さらに肥沃な土地を生かした農業も盛んで、自然の恵みを感じられます。

都会過ぎず田舎過ぎず、ほどよいバランスの暮らしを求める人に最適な街です。

居住者からは「コンパクトに収まっており、自治体の独自の政策があり、小中学校の給食費の無償化などが次年度から施行されるし、子育てもしやすい環境」「地域の人も優しくのどかな場所。子どもものびのびと成長できている」「治安がいい。自転車、車があれば特に困ることはない」などというコメントがありました。

■1位:松山市/評点65.4/偏差値69.1
6年連続で1位となった松山市は、四国最大の人口を誇る愛媛県の県庁所在地で、約50万人が暮らす都市です。
松山城の城下町として発展し、日本最古の温泉の一つである「道後温泉」や「子規記念博物館」など文化施設も充実しており、俳句が街の文化として定着しています。

駅前広場の大規模再開発で商業施設や複数の商店街が整備され、生活利便性が高いのが特徴です。親しみやすさや賑わいの評価も高く、伝統と現代が調和した暮らしやすい街です。瀬戸内の海や島の自然にも近く、ほどよい都会感と田舎の落ち着きを兼ね備えています。

居住者からは「鉄道駅へも空港へも比較的近くて路線バス、遠距離高速バスの便も良く私鉄の市内電車や郊外電車網も充実している」「坂道がなく徒歩や自転車でも移動しやすい。

歩道が広く綺麗に整備されているので子連れでも歩きやすい」「観光地としても住宅地としても心地の良い街」などの声が寄せられました。

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