ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
■40歳・年収1000万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む40歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
▼家族構成本人、妻(44歳)、子ども(3歳)
▼金融資産世帯年収:本人1000万円、配偶者の年収は不明
現預金:130万円、リスク資産:494万円
▼リスク資産の内訳・日本株:240万円
・投資信託:244万円
・上場投資信託(ETF):10万円
▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年から
NISAを利用して、2021年からオール・カントリーに「月3万円」、2024年からはS&P500にも「月5万円」の積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、オール・カントリーが「元本129万円→運用益込164万円」、S&P500は「元本80万円→運用益込80万円」とのこと。
「オール・カントリーは、積立開始からずっと右肩上がり。ウクライナ戦争やハイテク株の暴落などで一時的に下落、さらにトランプ関税でも下落したが、ずっとプラス圏内で推移」していると言います。
一方で「S&P500も積み立て開始から右肩上がりだったが、トランプ関税の影響でプラスマイナス0まで下落」してしまったそう。
その結果「トランプ関税の影響が出る前までは、運用益がトータルで60万円近くまで増えた時期もあったものの、現在は30万円程度まで下落してしまった」と説明されています。
■40歳・年収1000万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資については、「とにかく毎月決まった額を積み立て続ける。暴落があっても売らない」と決めているそう。
ただ、「暴落時には、分かってはいたけれど精神的にしんどくなって、手放したくなった」ことも。それでも積み立てを続けた結果、「資産は確実に右肩上がりで増えている」と語っています。
また「基本的には浪費家」だという投稿者ですが、「投資を始めてから、倹約をかなり意識するようになった」点もメリットに感じている様子。
新NISAについては、「引き続き、つみたて投資枠では投資信託を購入し、成長投資枠では高配当の日本の個別株やETFを購入」する予定だと教えてくれました。
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※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします