物価高が家計を直撃する中、子どもの大学進学など大きな出費がかさむライフイベントが重なると、より財布のひもをしめざるを得なくなります。ストレスを抱えながらも節約生活を続けている人は少なくないはずです。


今回は、All About編集部が全国20~60代に実施した「本当はやめたい節約」に関するアンケートから、東京都に住む51歳女性の実情と本音を紹介します。

■回答者プロフィール
ペンネーム:あげぱん
年齢・性別:51歳・女性
同居家族構成:本人、夫(52歳)、娘(17歳)、息子(13歳)
居住地:東京都
住居形態:賃貸
職業:専業主婦
世帯年収:700万円
貯蓄額:900万円

■最も無駄が多いと感じたのが外食費
あげぱんさんが本当はやめたいと思っているのは「外食代」の節約です。

「今までは土日のお昼は作るのが面倒という理由から外食をすることが多かったのですが、今は節約のために自炊をすることが多いです」

あげぱんさんが外食代を節約し始めたのは2026年4月ごろ。日々の収支を確認する中で、今後の貯蓄ペースに危機感を抱いたそう。

「毎月家計状況をチェックしていますが、大幅に赤字になっている月はないものの、プラスになっている月が少ないため、少しでも黒字を増やそうと家計を見直すことを始めました。特に今年は娘の大学受験があるので、少しでも頑張ろうと努力しています」

外食費に目を付けたのは、家計全般を見直した時に最も無駄が多いと感じたからだと言います。

■削れるところは削らないといけないワケ
ただ、節約のために自炊を頑張る一方で、こんな本音もこぼします。

「作れるものだったら自分で作りますが、外食でなければ楽しめない味もあるので、それを味わえないのがストレスです」

ご自身の不満だけでなく、子どもの何気ない一言に心が揺れることもあったと言います。

「子どもから『たまには外でご飯を食べたい』と言われたことがあります。子どものためにと始めた節約ですが、子どもからしたらお金のシビアな話は縁がなく、節約のメリットも分かりません。『もう少し外食したい』と素直な気持ちを伝えてくれただけなのですが、そう言われるとみじめな思いをさせているのかなと不安な気持ちにもなります」

それでも、娘の大学受験とその先の学費を考えると、この節約をやめる選択肢はないとのこと。

「子どもの学費がとにかくかかるからです。
特に上の子は大学受験を控えていますが、受験料だけでも数十万円がかかり、大学に入学すると数百万円単位でお金がかかります。削れるところは削らないといけないので、節約はやめることができません」

■老後のために節約の習慣はなくさないようにしたい
子どもの学費のために節約はやめられないと語るあげぱんさんですが、節約生活はいつまで続ける予定なのでしょうか。

「とりあえず子どもの学費問題が落ち着くまで続けたいです。たとえやめたとしても、老後のために節約の習慣はなくさないようにしたいです」

最後に、もしも明日からお金の心配がなくなり外食代の節約をやめられるとしたら、まず一番に何をしたいか聞きました。

「思いっきり外で好きなものを食べたいです。節約は少し心が干からびるところがありますが、やめれば幸せな気分になると思います」

<調査概要>
「本当はやめたい節約」に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年9月11日
調査対象:全国20~60代の100人(男性:28人、女性:72人)

※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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