近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が4月30日に自身のアメブロを更新。感染症が進み、右腕を切断することを報告した。

この日、佐野氏は56歳の誕生日を迎えたことを報告し「55歳はまさかの1年入院生活」と説明。「小学4年で野球を始める」「中学生で本格的に投手になり右腕を振りかざした」と明かし「高校野球でも甲子園で投手として出場」「1990年ドラフト3位で近鉄バファローズ入団」と述べ「その後、13年右腕を振り続ける」とこれまでの自身の野球生活を振り返った。

続けて「1997/11月 右腕にメスを入れる」「2023/4/右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血」と説明し「緊急の為、右足中指を切断。治療の為、強制入院生活始まる」と回想。「何とか回復し、足は残す事ができたのだが」「2023/12月 感染症が足から指先に転移」したといい「指先に壊死が見られる。

その結果 指先を2本切断」と告白した。

また「2024/1月 心臓弁膜症の発覚」と明かし「動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい」とコメント。「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも2024/05/01 感染症が進み明日右腕を切断する事に」と報告し「涙は出なかった。もちろんショックはあるけれど」と述べ「受け入れることなんて出来ないけど生きる為には乗り越えないとな」と前向きにつづった。

最後に「この治療が終わってもまだ終わりではない。
心臓弁膜症の手術もしないといけない」といい「感染症も5年生存率と言われ再発のリスクもある」と説明。「苦難の先には幸せがある」「失われた右腕 これも長い人生の一つ。そう思いたい」と心境を明かし「命ある限り強がって生きる。やる事はまだまだたくさんある。目一杯抗いでやる」とつづり、ブログを締めくくった。

この投稿に読者からは「手術が無事に終わります様に」「応援しています」「回復を祈ります」などのコメントが寄せられている。