マックスの体重である90kgから30kgのダイエット行なったというと、ストイックな人間と見ていただけるのですが、実際はそうでもなく、減量とリバウンドを約20年の間繰り返していました。
20年。
今回は、私が減量の経過で出会った「えっ、そうなの?」となったダイエットの豆知識をご紹介いたします。
ダイエットの豆知識7つ!1:野菜だけを食べていれば痩せるってわけじゃない!?
野菜だけに偏った食事は、確かに一時的に体重が減ります。しかし、削られるのは、脂肪ではなく筋肉や骨からと考えた方がよいでしょう。
筋肉は基礎代謝を上げるほか、脂肪が燃焼をするところ。脂肪を減らすために始めたダイエットで、筋肉が減ってしまっては本末転倒です。
2:炭水化物抜きダイエットは太りやすい体質を作る!?
炭水化物抜きダイエットは、脳が唯一のエネルギー源であるブドウ糖の不足と判断してしまう事態へと導き、「生命の危機」と錯覚した脳は、エネルギーを貯めやすく、消費しにくい体を作る “エコモード”の指令を出してしまいます。
3:サラダにはノンオイルドレッシングよりマヨネーズを使え!?
ノンオイルドレッシングはマヨネーズより糖質が多く、商品によってはマヨネーズの約5~15倍の糖質が含まれており、糖質面から見ればマヨネーズの方がダイエットに向いているといえます。
とはいえ、もちろん使いすぎには注意です。
4:痩せる油だってある!?
あるんです! 「クレンジングオイルのように悪い油を落とす」という例えもあるくらい。
ダイエットに取り入れたいものは「オメガ3脂肪酸」という種類の油。脂肪燃焼に一役買うといわれ、アマニ油、くるみ、さばなどの青魚に含まれています。
5:ゼロカロリーはゼロではない!?
例えば、飲料だと100mlあたり5kcal未満の場合「カロリーゼロ」などの表示が可能です。
人工甘味料の使用はカロリーを抑えますが、甘みは砂糖の比ではなく、慣れてしまうと、より強い甘味を求める、いわゆる依存状態になりかねません。
6:ミルクチョコレートとビターチョコレートの砂糖の量に大差はない!?
ミルクチョコレートはビターチョコレートより甘いため、砂糖をより多く使っていそうです。しかし、ビターチョコレートは渋みを抑えるためにミルクチョコレートと同等、もしくは、商品によってはミルクチョコレートより多く砂糖を使っていることがあります。
7:果物などの糖分と白砂糖は違う!?
白砂糖は、果物などの糖分と異なり、消化をゆるやかにするはずの食物繊維がないため、血糖値の急な上昇と低下につながる食品です。
急激な血糖値の変動は、さらに甘いものを求めてしまう、空腹感を生むなど、さまざまな状態を呼びます。
ダイエットは人間関係と似ている!いかがでしたか?
サラダにノンオイルドレッシングではなく、マヨネーズを使用することは、一見、油を増やす行為でありながら、糖質を減らす行為でもあるように、ものごとには「多面性」があり、私はダイエットの際「××はダメ! ○○は良い!」と極端になる必要はないのでは、と考えます。
人間関係に例えると、人の悪い面ばかりではなく、よい面にも目を向けることにより円滑になることがあるように、ダイエットも、ものごとの多面性を見て、「食」なり「運動」なり、要領よく、うまくお付き合いすることが継続と成功の糸口になったりします。
もし、ダイエットでも何でも、疲れたときはちょっと違う方向からものを見てみるのがよいかもしれませんね。
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