一過性のものかな、と思っていたんですけど、すっかり定着してしまいました。
「うん、あの人って肌もきれいだもんね」なんて、ひとり納得することもあったりします。
アンチエイジングの方法もいろいろあって、日常的な肌のお手入れはもちろんのこと、マスクに日傘、長い手袋といった完全防備したり。
いわゆるプチ整形などのお手軽なものまで、「美」の追求が絶えません。
美容業界も儲かっているんだろうな、と思ってしまいます。
一昔前まで、そういう「美容界」のことは、エステが主流でした。
シミやシワ、たるみなど、エステに行くと、心なしかきれいになったような気がしたものです。
それが、今や「クリニック」に変わっています。「美・命」みたいになっています。
「普通に年齢を重ねてはいかんのか?」
「普通に年齢を重ねてはいかんのか?」
そういう疑問を持ってしまいます。
シミもシワも、そばかすもたるみも、至る所にあるのに「なぜか肌が光輝いている人」がいることも確かです。
そういう人って内側からの光、って言ったらいいのか、外には見せないけれど、自信みたいなものがあるんだと思います。
40、50、60代と年齢を重ね、つらいこともたくさん経験して、それでも輝く何かを持つって、素敵なことだと思います。
「私は私よ」という開き直りというか、大らかさというか、そこには笑顔があったりして、なぜか敵わないな、と思ってしまうのです。
そして、綺麗であるとはどういう状態なのか、とまた考えてしまうわけです。
レーザー疲れした「美魔女」と、自然と年齢を重ねた、ただの「女性」。あなたはどちらになりたいですか?