季節は夏本番! 夏バテで食欲が減ると、つるつるとした食感のそうめんやそばなど、麺料理が増えますよね。
そんな麺料理のおいしさをアップさせてくれるのが、生姜やねぎなどの「薬味」。
けれど、薬味の正しい下ごしらえの仕方を知らない人もちらほら……。あなたは、「生姜」「にんにく」「ねぎ」をちゃんと下ごしらえできますか?
冷え予防に!「生姜」を下ごしらえする方法

冷房でキンキンに冷えた室内にいるせいで、夏でも手足の冷えに悩まされる女性は多いはず。
体を中からあたためる「生姜」は毎日摂りたい薬味のひとつですが、いろいろと下処理が面倒という声も。
そこで簡単にできる処理法・正しい下ごしらえ法をご紹介します!
・皮のむき方
包丁やピーラーを使うのもいいですが、実はスプーンでも皮はむけます。
生姜を水で濡らしたら、スプーンでそぐようにむくと、細かい部分まできれいにむけますよ!
・つぶし方
生姜をつぶす場合は包丁を寝かせ、下に生姜をひとかけ置きます。
手を切らないように注意しながら、包丁の上に手のひらの下部を当ててグッとつぶします。
・刻み方
皮はそのままでも、むいてもOK。
包丁で繊維を断つように薄切りにしたら千切り、あるいはさらに細かく刻んでみじん切りにしましょう。
・おろし方
香りや色を残したい場合は、皮つきのまますりおろしましょう!

うだるような暑さに、毎日お疲れモードな人も多いですよね。
疲れに負けないスタミナをつけたいなら、にんにくがぴったり。この夏を乗り切るパワーを与えてくれます!
・皮のむき方
にんにくには薄皮があります。外側の皮をむいたら1かけずつにし、ぬるま湯に5分程つけましょう。
その後薄皮の端からひっぱると、つるん! と一気に薄皮がむけます。
・芯の取り方
にんにくの芯はきちんと取り除く必要があること、ご存知ですか? 芯が残ると苦みがでてしまいます!
根元の部分を切り落としたら、包丁の角の部分を使ってえぐりとるか、にんにくを縦半分に切って芯を抜きましょう。
・刻み方
包丁を寝かせて下ににんにくを置いたら、上から手のひらの下部で押さえてつぶします。
そのままスライスし、さらに細切りにしたら、みじん切りにしましょう!

どんな料理にも応用可能なねぎ。冷蔵庫にストックしておけば、味噌汁や炒め物などあらゆるシーンで活躍します。
ちなみに一般的なねぎは長ネギと呼ばれていますが、ねぎには他にも細ねぎ(小ねぎ)、わけぎ、あさつきなど種類がたくさんあります。
・芯の取り方
ねぎをぶつ切りにし、手でねぎをささえながら菜箸などで芯の部分を押しだすようにつつき、芯を抜きましょう。
・白髪ねぎの作り方
白い部分のねぎを5㎝にぶつ切りにし、縦に切り込みをいれて芯を取りだします。
白い部分だけになったねぎは開いて平らにし、端から細い千切りにしたら水に10分さらし、水気をきりましょう。
下ごしらえが華麗にできる女子って、なんだか美しさを感じます。ささっと準備できると、自分はもちろん見ている方も気持ちがいいものですよね。
最初はうまくできなくても、やり方を知っていれば上達に時間はかかりません。