>>>見どころ満載!「聖戦士ダンバイン40周年展」の展示内容を見る(写真26点)
『聖戦士ダンバイン』は、1983~1984年に放送された、富野由悠季総監督・サンライズ制作によるTVアニメシリーズ。
ショウは「アの国」の地方領主ドレイク・ルフトに巨大人型兵器 ”オーラバトラー” を操る「聖戦士」として歓迎されるも、この世界の征服を企むドレイクの野望を知ったことから、ニー・ギブンが率いる抵抗勢力やフェラリオのチャム・ファウ、地上人マーベル・フローズンらと行動を共にして、オーラバトラー「ダンバイン」を駆って激しい戦いに身を投じていく――。
ヒロイックファンタジー的な異世界を舞台とする、当時としては異色のロボットアニメとして登場した本作は、騎士の鎧と生物のイメージを併せ持つ独特のデザインが異彩を放つオーラバトラー、湖川友謙の手掛けたキャラクター、親子や男女の愛憎や確執を絡めながら進行する戦史劇的なストーリーなどがアニメファンの大きな注目を集めた。
放送終了後もOVA『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』の他、『リーンの翼』『オーラバトラー戦記』『ガーゼィの翼』などといった小説・OVAなどが展開されるなど、バイストン・ウェルを巡る物語は今なお幅広い世代から支持され続けている。
この度、放送40周年を迎えて『聖戦士ダンバイン』初となる本格的な展示企画がスタートした。
会場前にはショウが乗っていたバイクとオーラロードをあつらえたフォトスポットが設置され、その奥にある緑にあふれたゲートを潜り抜けると、上級フェラリオのシルキー・マウがお出迎え。
展示エリアは全4章に分かれており、第1章「ダンバインとぶ」ではTVシリーズのストーリー展開を豊富な場面カットとテキストで振り返っていく。バイストン・ウェルのマップや富野総監督が井荻燐名義で手がけたOP曲「ダンバインとぶ」の貴重な直筆原稿も展示され、作品世界にどっぷり浸かることができる。
続くフォトスポットコーナーでは、OPムービーのラストカットやダンバインのコクピットに入り込む楽しさを味わうことができる。
第2章「登場人物」ではキャラクター設定を、第3章「オーラロードを開くとき」では企画書やラフデザイン、AR台本といった貴重な資料類や様々な関連商品が展示され、懐かしい放送当時の盛り上がりを追体験することができる。
そして第4章「みえるだろう、バイストン・ウェル」では、本作に登場するメカニックをフィーチャー。
展示を観終えた後は、物販コーナーにも注目だ。本展示のために作られたオリジナルグッズが多数展開され、さらに1会計3000円(税込)以上の購入ごとに1回、オリジナルグッズが当たる抽選会に参加することができる。
さらに入場者特典として、シルキー・マウカードが1枚配布される(ランダム・全12種)。裏の絵柄は、地上人搭乗オーラバトラー11体+メインビジュアルのスペシャルカードとなっており、どれが手に入るのかも楽しみのひとつになるはずだ。
バイストン・ウェルの物語を、覚えている者は幸せである――ならば、『ダンバイン』の魅力を本展示でめいっぱい楽しめる者は、もっともっと幸せなはずである。
(C)創通・サンライズ