『未来少年コナン』は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎 駿が初監督したアニメーションシリーズ。
最終戦争後の荒廃した地球を舞台に、恐れを知らない野生児コナンがなおも権力にしがみつく人間たちと戦う、胸躍る冒険アドベンチャー。鳥と心を通わせる能力を持つ少女や、様々な飛行メカ、異変を予知する虫の大群など・・・躍動感あふれる描写や、世界観は、その後の宮崎作品へと受け継がれていく要素がぎっしり詰まっている。
『未来少年コナン』を舞台化するのは、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。そして、世界的振付家マギー・マランの子息で多彩なクリエイターであるダビッド・マンブッフが共に演出を担う。
兼ねてより宮崎作品を敬愛していたインバル・ピントとダビッド・マンブッフ。二人の想像を超える感性で、芝居だけでなく、ダンス、歌や音楽、美術、衣裳、照明などを巧みに操り、芸術的かつ身体的な表現で、新しい舞台芸術作品を誕生させる。
超人的な運動神経をもつ素直で正義感の強いコナンを演じるのは、1歳から芸能活動をはじめ、留学を経て22歳となった現在も映像作品からミュージカルまで様々な話題作で活躍する加藤清史郎。優しい心と強い意志を持ちコナンと共に困難な冒険に立ち向かうラナ役には、昨年"日向坂46"を卒業し、現在連続ドラマでヒロインを務めるなどマルチに躍進する影山優佳。
また、演出家インバル・ピントによる『未来少年コナン』の世界を具現化した振付を、川合ロン、笹本龍史、鈴木美奈子、皆川まゆむ、森井淳、黎霞、Rion Watleyら、卓越した身体で表現するダンサーたちが魅せる。
才能あふれる経験豊かなクリエイター、キャストが集結し、彼らの化学反応に期待が高まる。
東京公演は5月28日(火)~6月16日(日)、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演、その後大阪公演実施予定。
■ラナ:影山優佳
ラオ博士の孫娘でテレパシーの能力の持ち主。ハイハーバーで平和に暮らしていたが、博士の孫娘であるのとその能力を持っているがゆえに、レプカに狙われてしまう。優しい心と強い意志を持っていてコナンと共に困難な冒険に立ち向かい、親友の枠を超えた絆を結ぶようになる。
<影山優佳コメント>
この度、舞台『未来少年コナン』でラナ役を務めます、影山優佳です。
誇り高きまごころと、儚くも強いまなざしを持つラナという存在を任せていただくこと、大変光栄に思っております。
また、宮崎 駿さんの始まりとも言える大切な作品と、偉大なキャスト・スタッフの皆様と出会えたこのご縁に感謝します。
お芝居の道を踏み出したばかりのタイミングでいただいた大きな挑戦の機会を大切に、一瞬一瞬の学びのチャンスをこぼれ落ちることのないようにがむしゃらに食らいついていきたいと思います。
そしてこの作品を通して、みなさまが明日も自分の人生を自分の生き方で生きてやるかと、少しでも前を向いていただけるように、丁寧にまごころを込めて制作に取り掛かっていきます。
何卒、宜しくお願いします!
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