夏だ！海だ！水泳だ！ステイホームでも夏気分が味わえる「水泳アニメ」5選

長かった梅雨が明け、本格的な夏到来。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの海水浴場やプールがお休みとなっています。夏らしいレジャーが楽しめず残念に思っている方におすすめしたいのが、水泳アニメ。今シーズンはおうちで夏気分を味わってみてはいかがでしょうか。王道水泳モノからSFアニメまで、おすすめの5作品を紹介します。チームで挑む水泳が熱い！『Free!』『Free!-Dive to the Future-』（C）おおじこうじ・京都アニメーション／岩鳶町後援会水泳アニメと聞いておそらく誰もが真っ先に思い浮かべる作品。男子高校生が水泳のリレー競技を通して、仲間との絆を深めていく物語です。個人種目とは異なり、リレーはチームが一丸となって挑む競技。だからこそ支え合い、ときにはぶつかり合いながらもひたむきに泳ぎを追求する姿が際立ちます。京都アニメーションが手掛けた水泳シーンも圧巻！ 水しぶきのきらめきや水中の抵抗をかき分け突き進んでいく動きなどがていねいに描かれており、何度も再生したくなるクオリティーです。ハイテンションの新世界『ぐらんぶる』『ぐらんぶる』（C）井上堅二・吉岡公威・講談社／ぐらんぶる製作委員会ハイテンションのダイビングギャグアニメ。大学のダイビングサークル「Peek a Boo（ピーカブー）」でのドタバタな日々が描かれます。湘南乃風が手掛けるOPも相まって、海でバカンスを楽しんでいるような気分に！ギャグシーンが目立つ本作ですが、ダイビングの描写は本気。泳げない主人公の北原伊織を水に慣れさせようと練習方法を工夫したり、海で不安を感じさせないようダイビング用品の役割を教えたりと、真面目な場面もあります。とある理由のせいで、内容がいい意味で頭に入ってこないのも本作ならでは。ダイビングで感じる四季の海『あまんちゅ！』『あまんちゅ！』（C）2016 天野こずえ／マッグガーデン・夢ヶ丘高校ダイビング部『ぐらんぶる』と同じくダイビングを題材にした作品ですが、『あまんちゅ！』はゆったりとしたストーリー展開が魅力的。季節によって移り変わる海の景色を、水中から感じることができます。ダイビング初心者の双葉がいるので、道具やルールの解説はとても親切。感動的な光景だけでなく、一歩間違えれば命の危険があるダイビングの厳しい側面も描いています。部活の仲間とともに課題をひとつずつクリアしていく双葉を応援したくなるはず。一瞬に人生をかける飛び込みの世界『DIVE!!』『DIVE!!』（C）森絵都・角川文庫刊／アニメ「DIVE!!」製作委員会『DIVE!!』で描かれるのは、1.4秒の演技にすべてをかける飛び込みの世界。中高生たちが東京オリンピック出場を目指して練習に励みます。練習をとるか友人をとるか、思春期ならではの悩みと向き合う姿も見どころです。着水したときの音にも注目してもらいたい本作。飛び込みに成功したときと失敗したときの音を聞き比べると、上達度や身体への痛みの変化などを感じ取ることができます。ちなみにアニメーション制作は『ぐらんぶる』と同じゼロジー。どちらも水泳シーンがあるものの、方向性やテンションの違いに驚くはずです。水泳部員がロボットに乗る！『ゼーガペイン』『ゼーガペイン』（C）サンライズ・プロジェクトゼーガADP主人公が水泳部員という一風変わったSFアニメです。主人公・キョウは水泳部存続のために、ヒロインのシズノにPRビデオへの出演をオファー。そのきっかけとなった飛び込みシーンが見事です。第2話「セレブラム」には、迷いを吹っ切るためにひたすら泳ぐキョウの水泳部らしい一面が登場。水の中の世界は幻想的に描かれており、過酷な戦いの中で安らぎを感じさせることもあります。水泳だけでなく謎の多い世界観とロボットアクションも楽しめる、一石三鳥の作品。◆◆◆今回挙げたアニメ以外にも、『ソードアート・オンライン Extra Edition』など水泳シーンに力を入れている作品はたくさんあります。今年の夏はぜひお気に入りの水泳アニメを見つけてみてください！