下野さん、夢を叶える一年にしましょう！―「声優と夜あそび2022」新番組「ウォーカーズ」MC・内田真礼が語る新シーズンへの希望 (2022年4月16日)

「ABEMA」オリジナルの声優レギュラー番組として2018年より放送されている『声優と夜あそび』。MCをつとめる声優陣は毎日代わり、彼らがお酒を手にしながらトークや企画を展開していく姿を楽しめるという、声優ファンにはたまらない番組だ。そんな『声優と夜あそび』も2022年で5年目。アニメ！アニメ！では、その新シーズン開幕を記念して、各曜日のMC陣へインタビューを実施。昨年の振り返りや、新シーズンへの意気込みを訊いた。今回は、ロケ中心の新しい番組枠となる「ウォーカーズ」のMCを担当することになった内田真礼にインタビュー。『声優と夜あそび』のMCを努め始めてから3年。当初からロケを希望していた内田がやりたいこととは。［取材＝森 元行 文＝Takuya Suenaga 撮影＝Fujita Ayumi］――2022年もMC継続ということですが、率直なご感想は？内田：うれしいですね！もう4年目で、しかもずっと下野さんとなんですよ。3年間スタジオでやらせていただいてましたが、見てくれる方がたくさんいるから続けられたと思うので、すごく感謝しています。毎週1時間半の番組を1年間、これは誰とでもできるものではないなと。始めた当初は「下野さんとならできます」という感じでしたね。そこからどんどん下野さんとも仲良くなっていってからの4年目も継続。「相方になれてよかったな」と運命的なものを感じた3年間だったので、4年目も楽しみです。――2021年、印象に残った回はありますか？内田：下野さんがいなかった回が印象的で（笑）。4回くらいあったんですよね。下野さんがいないから、私がいつもの火曜日にしなきゃ！と思えるくらい、自分の中で火曜日のカラーが固まったんだなと。それで実際進めながら、（下野さんの）進行や喋り方とかこうだったな、という記憶を出していくんです。疲れるんですけど、なんとかそれで回せたのですごく印象に残ってますね。――緊張感や、寂しさみたいなのはありましたか？内田：もちろん、ありました。「（下野さんのいない）火曜日来ちゃったな」と。『声優と夜あそび』は少し気楽というか、みなさんも楽しませながら、自分も楽しむ、そういう気持ちで来ているんですよね。なので、下野さんがいないと「頑張らないと！」という気持ちが強くなります。普段、頑張ってないわけではないですけど（笑）。――普段はそこまで緊張はされないんですか？内田：緊張はしないんですけど、プレッシャーを感じることはありますね。「ここどう答えたら盛り上がるだろう」とか。何を答えても大丈夫ではあるのですが、下野さんは真面目な方なので、逆に私が「ボケる」まではいかないまでも、面白い答えをできればと思っています。お互いのいいところを出していく、というのをずっと意識しながら続けていますね。――素敵だと思います。さて、「ウォーカーズ」というロケメインの新枠を担当されることになりました。どのような番組にしていきたいですか？内田：ずーっと「ロケ行きたい！」と言い続けてきたので、もう思う存分楽しみたいですね。「こんなところでロケなんて無茶じゃん！」となるようなところも行ってみたいです。ロケ地の街の人になったりとか、普段入れないところに潜入したり、職業体験みたいなことも面白いかなと思います。今までスタジオでしかやってこなかった企画を、外で拡げて見るのもいいですね。あとは、みなさんから行ってみてほしいところを募集したり。大人だけど「キッザニア」に行ってみる、野球居酒屋で飲んだくれ野球トークをする、ゆるキャラに街を案内してもらう……球場で野球もやりたいですね。私は監督で（笑）。本当に、色々やりたいですね！――おもしろい番組になりそうです。2022年も下野さんと一緒にMCを務められますが、下野さんに伝えておきたいことなどはありますか？内田：「夢を叶える一年にしましょう！」ですかね。ずっと言ってたことが叶ったので、やりたいことをいっぱい言ってもらって、楽しみましょう！――いいですね。お二人の新しいスタートという感じがします。内田：そうですね。でも、前の収録のときにも下野さんが「寂しくなってきちゃったな」と言って、椅子から立たないみたいなこともありまして（笑）。3年通っていると、この時間にこのスタジオで録ることももうないんだなと、私も寂しくなりますね。――ちなみに、遊びに行ってみたい曜日はありますか？内田：想像つかないんですよね、全く。うーん……。火曜日のふたり（たかはし智秋＆上坂すみれ）は本当に想像ができない。ふたりで結託してなにかやるのか、すみぺがネコみたいになるのか……。でも。こなれてきたころに火曜日には行ってみたいですね。最初はふたりの個性がぶつかり合っていると思うので、それが出来上がったころに行って「わーっ！」ってなりたい（笑）。――たかはしさんは『実録！女の23時半』をやりたいとおっしゃっていましたね。内田：えーっ！どういう番組になるんだろう！？いやぁ、どの曜日も濃そうですね。「繋（コネクト）」も全く想像できませんし。（木村）昴くんからの（石川）界人くんだったら、金田（朋子）さん的にはあまり変わらないのかもしれませんけど（笑）。――確かにそうですね。さて、「夜あそび」という番組名ですが、最近ご自身はどのような「夜あそび」をされていますか？内田：最近は古い洋画を見ていますね。「古いもの」にハマっていて、日本の古いものを知った流れで外国の文化にも触れたいなと。――「古いもの」にハマったきっかけというのは？内田：喫茶店、特に「純喫茶」が好きでよく行くんです。そうなると、置いてある漫画や掛かっている音楽も必然的に古くて。色々調べながら興味が拡がっていきましたね。――なるほど。2022年、ご自身が挑戦したいことはありますか？内田：「本を作りたい」ですね。好きなこと・興味のあることをまとめて、いっぱい発信していきたいなと。興味のベクトルはたくさんあるんですけど、自分の中で消化してしまうので、それを世の中に共有していきたいです。私という人物をもっとフランクに見せていきたいですね。――ありがとうございます。では最後に、視聴者の方へメッセージをいただければと思います。内田：2022年も、みなさんと「夜あそび」できることがとても嬉しいです！新シーズンは新しいメンバーも増え、私もこれまでとは違う形での参加になるので、どうなるかは未知数です。でも、毎年色々なことをしてきて『声優と夜あそび』の時間が楽しいものになるということは、みなさんも期待されていると思いますので、私も楽しみつつ、下野さんと「ウォーカーズ」という新しい時間をお届けできればと思っています。よろしくお願いいたします！3年間努めた曜日MCから、2022年は「ウォーカーズ」というロケ中心の新しい枠へと挑むことになる内田。念願叶ってのロケ番組ということで、下野との番組作りにも改めて期待していきたい。