『黒子のバスケ』の原作は、2009年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、コミックスの累計発行部数は3,000万部を突破している、藤巻忠俊によるバスケットボールマンガだ。
2012年4月よりTVアニメ第1期が放送され、主人公の黒子を始めとした個性豊かなキャラクターたちの魅力と、迫力あるバスケシーンの描写が話題となり、人気に火が付いた。その後、2013年10月より第2期、2015年1月より第3期が放送。原作の最終話までを丁寧に描き切った。
さらに、2016年には劇場版プロジェクトが始動。新作の公開に先駆け、TVシリーズを再編集した『ウインターカップ総集編』全3本が、それぞれ2週間限定でイベント上映された。
そして2017年3月に、完全新作となる『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』が公開。原作の続編『黒子のバスケ EXTRA GAME』を映像化し、さらに原作者自らが映画のために描き下ろした追加エピソードも話題を呼び、興行収入は累計10億円を記録する大ヒットとなった。
劇場版の公開終了後もその人気は衰えることなく、新規グッズ展開、各種コラボ、劇場版の周年上映などが続く。公式Twitterのフォロワー数は21年末、10周年プロジェクト発表を待たずに30万人を突破した。