9月6日は「妹の日」です。

妹の可憐さを象徴する乙女座(8月23日~9月22日)の中間日ごろであることから、兄弟型姉妹型研究の第一人者である畑田国男によって制定された記念日です。
なお畑田は3月6日の弟の日、9月6日の妹の日、12月6日の姉の日の提唱者としても知られています。

アニメやゲームにとっても妹キャラは欠かせない存在です。兄や姉を慕っていたり、逆に反抗期真っ盛りだったり、実の妹ではなかったりと、描かれ方もさまざまです。そんな妹キャラの中で最も人気なのは一体誰なのでしょうか?

そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“妹”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月23日から8月30日までのアンケート期間中に1,639人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約55パーセント、無回答が約5パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約65パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■トップは兄を持つ妹キャラがトップ3を独占!

第1位

1位は『鬼滅の刃』の竈門禰豆子。支持率は約16パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。

「人間の頃から家族想いの優しい子。鬼になってからも兄の炭治郎を守ったり案じたりして、人間だった頃の面影を感じる」や「TVアニメ放送前には『鬼滅の刃 兄妹の絆』というタイトルで先行上映されていたことが象徴するように、炭治郎が危ないときには身を犠牲にしてでも戦う強さが胸を打ちます」とどんなときも変わらぬ優しさが魅力です。

なお同率20位には堕姫がランクイン。
『遊郭編』の敵役であり、禰豆子と炭治郎の兄妹と重ね合わせるコメントが多かったです。

第2位

2位は『銀魂』の神楽。支持率は約7パーセントで、昨年と同順位でした。

「バラバラになってしまった家族の仲を取り戻すために兄の神威と戦うシーンが印象的。宇宙最強のお父さんとお兄ちゃんを止められるのは神楽ちゃんだけ!」と実の兄・神威についてはもちろん、「歌舞伎町の妹的存在。万事屋では銀時や新八を兄のように慕っているから」と銀さんたちとの信頼関係に触れた読者も目立ちました。

第3位

3位は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の比企谷小町。支持率は約5パーセントで、昨年の6位からトップ3に入りました。
主人公・比企谷八幡の妹である小町には「ネガティブな八幡とは正反対のカラッとした性格。“小町的にポイント高い”といったユニークな言葉選びや、あざと可愛さが癖になります」や「兄のことをダメ人間として認識していて、たまにディスってくるところも愛らしい。掛け合いはまるで漫才のよう」、「喧嘩してもお互いに非を認め合える八幡との兄妹愛が素敵です」と兄を心配しつつも毒を吐ける間柄にも憧れてしまいます。


■そのほかのコメントを紹介

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』高坂桐乃には「タイトルに妹とついているし、妹がオタクというのも妙なリアリティ。最初はツンツンしていたけど物語が進むにつれて打ち解けていくところに実の兄妹感がありました」。
五等分の花嫁』上杉らいはには「小学6年生なのに、掃除や料理など家事全般を完璧にこなしている最高の妹。風太郎を“お兄ちゃん!”と呼ぶ声もキュート」。

『となりのトトロ』メイには「いつもサツキお姉ちゃんのマネをしていて、ときどきケンカもするけれど仲良し姉妹です。トトロのお土産の木の実が芽を出したとき、一緒に喜んで“夢だけど”“夢じゃなかった”と元気に飛び跳ねる姿が可愛らしいです」。
Re:ゼロから始める異世界生活』レムには「双子の姉・ラムを姉様と呼び、慕っているところが妹感強い! ラムを支えようとする過去のエピソードにも涙」と兄、姉、双子など、さまざまなタイプの妹キャラが集結しました。

2022年版では上位は兄がいる妹が目立つ結果となっています。トップ20では『カッコウの許嫁』海野幸など、今年放送されたタイトルの妹が入っており、また来年も新たな妹キャラがランクインするでしょう。

■ランキングトップ10

[“妹”キャラといえば?]
1位 竈門禰豆子 『鬼滅の刃』(禰は「ネ」の方のしめすへん)
2位 神楽 『銀魂』
3位 比企谷小町 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
4位 司波深雪 『魔法科高校の劣等生
5位 フランドール・スカーレット 『東方Project』
6位 谷崎ナオミ 『文豪ストレイドッグス
7位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
8位 土間うまる 『干物妹!うまるちゃん』
9位 桐ヶ谷直葉(リーファ) 『ソードアート・オンライン
10位 世良真純名探偵コナン

(回答期間:2022年8月23日~8月30日)

■ランキングトップ20

[“妹”キャラといえば?]
1位 竈門禰豆子 『鬼滅の刃』(禰は「ネ」の方のしめすへん)
2位 神楽 『銀魂』
3位 比企谷小町 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
4位 司波深雪 『魔法科高校の劣等生』
5位 フランドール・スカーレット 『東方Project』
6位 谷崎ナオミ 『文豪ストレイドッグス』
7位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
8位 土間うまる 『干物妹!うまるちゃん』
9位 桐ヶ谷直葉(リーファ) 『ソードアート・オンライン』
10位 世良真純 『名探偵コナン』
11位 上杉らいは 『五等分の花嫁』
12位 海野幸 『カッコウの許嫁』
12位 高坂桐乃 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
14位 和泉紗霧 『エロマンガ先生
15位 松岡江 『Free!
16位 シャーロット・ブリュレ 『ワンピース』
17位 ドラミ 『ドラえもん
18位 佐野エマ 『東京リベンジャーズ』
19位 銀 『文豪ストレイドッグス』
20位 堕姫 『鬼滅の刃』

(回答期間:2022年8月23日~8月30日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。
結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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