『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、ガンダムシリーズのTVアニメーションとして7年ぶりとなる最新作。数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代“A.S.(アド・ステラ)122”を舞台に、モビルスーツ産業最大手の「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」のパイロット科に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという名の少女が編入してくるところから始まる物語が描かれます。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さいませ。
前回放送の第6話「鬱陶しい歌」では、エランとの決闘を承諾したスレッタ。エランの豹変した態度に、戸惑いを隠せない彼女ですが、地球寮の仲間たちと共に決闘の準備を進めます。決闘の場所はフロント外宙域。推進ユニットを持たないエアリアルは、機体の増強を余儀なくされ、ニカをはじめとするメカニック科の生徒たちが、エアリアルのフライトユニットを作ることに……。
第6話は気になるシーンが目白押しでした。序盤ではペイル社の技術研究員・ベルメリアとスレッタの母親・プロスペラは知り合いだったことが発覚。「生きていたんですね先輩」「ベルはヴァナディースの意思を継いだのね」「21年前の復讐」「あのガンダムのパイロットは何人目なのかしら」「私のかわいい娘だもの」など、PROLOGUEの内容やエアリアルの秘密に迫るワードが次々に飛び出します。
また、この回では一人称が「俺」である“もう一人”のエランが登場しました。
そして終盤、強化人士のエランとスレッタの決闘シーンに最大の謎が……!
ガンダム・ファラクトのガンビットに苦戦し、エアリアルは絶体絶命。その時、エアリアルのガンビットから謎の光が照射され、ガンダム・ファラクトは動かなくなってしまうのでした。
エランが見た子供の姿のような光や笑い声は何だったのか、スレッタの「今日はいつもより声聞こえた気がする」の意味は? エランは最後どうなってしまったのか……など、謎が満載の第6話に、視聴者からは「作品の本来の姿が出始めた印象。本当に楽しみ」「胸騒ぎが止まらん(誉め言葉)」「こっから徐々に重い話に突入して行くのかと思うと怖いですね」など、これからの展開に期待と不安の声が多数上がりました。
次回は、第1クール後半戦突入に向け「まだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番」を放送予定。この特番は、第1話「魔女と花嫁」から第6話「鬱陶しい歌」までを、一挙に振り返る内容となっているので、第7話に向けて要チェックです。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』「まだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番」は11月13日17時からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送。
TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
〈放送情報〉
2022年10月2日より毎週日曜午後5時~
MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始
〈スタッフ〉※短縮表記
企画・制作:サンライズ、
原作:矢立 肇/富野由悠季
監督:小林 寛
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:モグモ
キャラクターデザイン:田頭真理恵/戸井田珠里/高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED/海老川兼武/稲田 航/形部一平/寺岡賢司/柳瀬敬之
音楽:大間々 昂
〈キャスト〉
スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン:Lynn、
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川 慎
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ:富田美憂
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