特撮TVドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が、2023年2月26日の放送を持って最終回を迎えます。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、昔話「桃太郎」をモチーフとしたスーパー戦隊シリーズ。
新たなヒーロー・ドンモモタロウ(レッド)が、桃太郎同様に“お供”と一緒に強大な敵に立ち向かっていく姿を描いています。

なお、2023年3月からは、新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』がスタート。5人の王様が団結してヒーローとなり、人類滅亡を目論む強敵・地帝国「バグナラク」に立ち向かう、いまだかつてない壮大なスケールで描かれるファンタジー大作です。

そんなスーパー戦隊シリーズは、これまでに47作(キングオージャー含む)も制作されてきました。たくさんの出会いと別れを繰り返し、私たちの記憶に残り続けるスーパー戦隊シリーズ。

そこで今回、アニメ!アニメ!では『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が最終回を迎えるにあたって「アナタの印象に残る『戦隊ヒーローシリーズ』の最終回は?」と題した企画を実施。皆さんの思い出に残る最終回となった『戦隊ヒーローシリーズ』を募集しました。

2月15日から2月20日までのアンケート期間中に回答くださったのは223人。男女比は男性約73パーセント、女性約26パーセントと、男性票が多くなりました。以下、特に投票が多かった作品と、皆様から寄せられたコメントを一部抜粋してご紹介します。

※テーマの特性上、物語のネタバレを含む場合がございます。予めご了承ください。


■鳥人戦隊ジェットマン(1991年)
『鳥人戦隊ジェットマン』はシリーズ第15作。
5人のメインキャラクターには強烈な個性が与えられ、チーム内での恋愛模様や対立も描かれた。雨宮慶太監督が中心となって作り上げた新時代の映像表現など、「スーパー戦隊シリーズ」の歴史の中でもとりわけ異彩を放っている。
運命の糸に導かれ5人の戦士となったジェットマンと、次元戦団バイラムとの激闘が展開する。

・最終回にメンバーがあんな最後を迎えてしまうのは他にはないと思う。

・後日談的なBパートにも驚いたし、まさかブラックがあんなことになるなんて

・自分と真反対の性格の竜と常に反目し、時には喧嘩をしながらも、バイラムと戦う中で次第にお互いを認め合った凱。「今日は親友の結婚式なんだ」 というセリフを聞いた瞬間、竜と凱の絆は本当に深まったな~と、感慨にふけた直後の凱のあのラストはいつまでも忘れられないです。

・レッドホークとホワイトスワンの結婚を祝うブラックコンドル。そして、かつての元カノの微笑み。歓喜の極みです。

・子ども番組とは思えない結末だったから

・戦うトレンディドラマ。竜と香の結婚式で大円団と思いきや…

・剴があんな事になるなんて想像出来なかった。
それでエンディングテーマの『こころはタマゴ』ですわ! その時点で歴代最高の戦隊はジェットマンになり現在に至っています。

・戦いを通して分かりあった竜と、俺に惚れろとまで惚れ込んだ女である香との結婚式を祝いに行くガイのカッコよさに大人になって気付かされました。

・こんなに盛りだくさんで、意外で、泣かせて、感動できる最終回はほかにはありません。いまだに戦隊シリーズ最高の最終回だと思っています。ジェットマン最高!

・まてまてコレで終わりなのか!? というまさかの流れに、一緒に見ていた両親もポカーンとしてしまったのを覚えてます。

・レッドとブラックが最初不仲だったのが次第に協力して戦い、助け合うところが印象強かった分最終回の展開は子供ながらにショックでした。

■機界戦隊ゼンカイジャー(2021年)

「スーパー戦隊シリーズ」第45作にあたる『機界戦隊ゼンカイジャー』。
1人の人間ヒーローと4人のロボヒーローが、機械生命体キカイノイドの世界・キカイトピアに存在する悪の王朝・トジテンドに立ち向かい、この世界を守るために戦うストーリーが展開した。

・今までのスーパー戦隊シリーズの最終回を過去にするほどの以外な最終回だったから。

・たとえロボットだとしても、共に力を合わせてきた団結、友情などが全49話を通して感じる事ができたし戦隊ファンにとっては最高の名作だと思った。

・ジャンケンという意外性

・ラスボスを倒してそれでおしまいするような作品ではないとは思っていたけど、本当に最終回には驚いた。

・ゼンカイジャーらしい笑顔になるラストで今でも心に残っていて定期的に見返しています!!

・今も介人とセッちゃん。
キカイノイド達が、どこかのトピアを旅してるんだろうなと思わせてくれる最終回でした。

・ゼンカイジャーはジェットマンの呪縛から開放してくれた作品です。

・明らかにいつもと違う雰囲気から始まる冒頭。 からのラスボスとの決着の付け方は非常にゼンカイジャーらしく、介人の優しさが最後まで生きたエンディングでした。

■快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー(2018年)

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は、史上初めて2つのスーパー戦隊が最初から登場するという、「スーパー戦隊シリーズ」40年を超える歴史の中で初の試みが行われた作品。
一貫して描かれてきた「正義のレンジャー」対「悪の組織」の構造を打破し、ヒーロー同士がぶつかり合うスリリングな「VS」劇が描かれた。

「快盗」と「警察」をモチーフに、義賊として民衆から英雄視される「ルパンレンジャー」vs市民の正義と理想の未来のために戦っている「パトレンジャー」vs悪者というこれまでにないバトルパターンに注目が集まった。

・三つ巴を最後まで崩すことなく、ドラマとしても見事でした。

・戦隊の最終回で初めて泣きました!

・番組の最後の方でもう会えないと思われたルパンレンジャーがお馴染みのセリフと共に現れたのはカッコよかったです。

・大切な人達が戻ってきたことにとても感動しました! 最後までルパンレンジャーとパトレンジャーの戦いは終わらなっていうところがめちゃ良い!

■その他、熱きコメントが寄せられた作品
海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)

・ゴーカイジャーが変身した歴代レンジャーが多過ぎてとても豪華だと思いました。

・すべての戦隊に変身できるゴーカイジャーの結末が一番アツかった記憶がある。

・ここまで熱くて印象に残る最終回はない。


・ラスボス戦が激アツ!

『五星戦隊ダイレンジャー』(1993年)

・ハッピーエンドではない、時代が繰り返していく様子が斬新だった

・“今の争いを終えてもいずれは新たな戦いが始まる”という、歴代でも特に熱い作風本作でとても無常観のあるラストは衝撃的でした。

・敵を倒して終わりじゃあない最終回。二元論めいた戦いが繰り返されるわけだが、それが善悪ではなく陰陽であるところが秀逸だった。

・ホントの黒幕がわからない! そのまま50年後にワープ! はげてる大五! 現れるオシャレな紐男爵! 終わらない戦い! 全てが衝撃だったよ!

・作品のテーマが『戦い』と気付かされる最終回。

『特捜戦隊デカレンジャー』(2004年)

・変身能力が封じられてしまい防戦一方となる中メンバー6人がそれぞれの長所を活かして逆転していく光景には目を奪われました!

・最大のピンチに各々が為すべきことを為し、バトンを受け取ったバンがきっちりアンカーを務めて起死回生の大逆転。

・デカベースでの死闘が最高だったから

・正義の火の玉の諦めない心を教わった

『未来戦隊タイムレンジャー』(2000年)

・仲間達との別れ、衝撃の展開、主人公の選んだ道など感動やインパクトを大きく残したから。

・未来に帰っていくところが切ない

『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年)

・仲間達の想いを受け取り、蝶絶神デーボスにたった一人で立ち向かって大勝利を掴み取るキングがかっこ良すぎた! やっぱキングは戦隊レッドで一番好き!!

・氷結城でのキングとデーボスと一騎打ちの最終決戦。キングのセリフがかっこよすぎた!

以上、みなさまから寄せられたコメントを、一部ですがご紹介させていだたきました。

頂いたメッセージは、どれも文字数が多めで熱量の高いものばかり。
コメントを読んで、気になる作品を見つけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これからも私たちの心に残る作品、最終回を作り続けてくれるであろう「スーパー戦隊シリーズ」。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の最終回も是非見届けてください。
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