DMMは、2017年よりアニメーションレーベル「DMM pictures」として、アニメーション作品の企画開発やライセンスビジネス、製作委員会への参画を行ってきた。
会社名の「CUE」は、アフレコ現場で行われるスタートの合図「Cue」と、ビリヤードでボールを突き出す棒の呼称「Cue」に由来する。生み出された作品がビリヤードのボールのように”ブレイク”され、世界中に広がっていくことへの期待が込められた。
設立にあたって、黒木代表取締役社長(CEO)は「今までに蓄積してきたクリエイティブのノウハウを活かし、国内外問わず、様々な国と人々に『面白い』を届けていきたいと思います。我々は、自己革新を続けながら皆さんとともに成長できることを楽しみにしています」とコメントする。
また、Production I.G 代表取締役会長の石川光久は「DMM様の持つ柔軟な企画力と強い発信力、そして弊社映像制作部門で長年クリエイティブの中心を担ってくれたCUE代表取締役社長 黒木の持つ現場力が、今後のアニメーション業界を牽引してくれると確信しております。競合ではなく手を取り合う仲間として、Production I.GはCUEの設立を心から応援いたします」と寄せた。
2023年3月30日より事業を開始した「CUE」では、クリエイターの思いを第一に、企画からマルチメディア展開までを一気通貫で手掛けていく。DMMが培ってきたエンタメ事業のノウハウと、新たに参画したプロデューサー陣の知見を活かすことで、既存の枠組みに囚われず世界に轟くアニメーション作品とコンテンツ体験を提供していく構えだ。
<以下、コメント全文掲載>
【CUE代表取締役社長(CEO) 黒木類】
いつもお世話になっている皆さん、そして初めてお会いする方々、私たちは常に変化するアニメーションビジネス環境に対応し、変化と挑戦を恐れずに、フィルムメーカーとしての自負と最大限の「面白い」を追求する志をもって、新しいスタートをきります。
今までに蓄積してきたクリエイティブのノウハウを活かし、国内外問わず、様々な国と人々に「面白い」を届けていきたいと思います。
我々は、自己革新を続けながら皆さんとともに成長できることを楽しみにしています。
【Production I.G 代表取締役会長 石川光久】
アニメーションを取り巻く環境は目まぐるしい速度で変化をしており、特にビジネス領域においては今まさに転換期を迎えようとしています。
日本国内という市場の枠を超え、全世界に向けた一次発信力が問われている中、DMM様の持つ柔軟な企画力と強い発信力、そして弊社映像制作部門で長年クリエイティブの中心を担ってくれたCUE代表取締役社長 黒木の持つ現場力が、今後のアニメーション業界を牽引してくれると確信しております。
競合ではなく手を取り合う仲間として、Production I.GはCUEの設立を心から応援いたします。
■会社概要
名称:株式会社CUE (読み)キュー
事業開始日:2023年3月30日
本社所在地:〒106-6224 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階
代表者: 代表取締役社長(CEO) 黒木 類
取締役(COO) 鶴田 直一
取締役(CFO) 日下部 栄治
資本金:100万円
主な事業:TVシリーズ・映画・短編等アニメーション作品の企画、プロデュース及び制作
■代表者の略歴
代表取締役社長(CEO) 黒木類
日本工学院専門学校卒業。Production I.Gにて執行役員・制作部長を務めた。代表作に『PSYCHO-PASS』シリーズ、『Fate/Grand Order-神聖円卓領域キャメロット-』『黒子のバスケ』シリーズなど。Netflix社『B: The Beginning』ではプロデューサーも務めた。直近では『アオアシ』を手掛ける。
取締役(COO) 鶴田直一
2011年にDMM.com入社。新規事業企画に携わり、公営競技事業部を立ち上げる。その後、グループ会社に出向しアミューズメント事業の営業立て直しを実施。DMM.comに戻り経営企画室室長として、DMMバヌーシーなどの新規事業・サービスに関わる。
取締役(CFO) 日下部栄治
東京大学文学部卒業後、総合ITベンダー企業、大手外資ソフトウェア会社等を経て、2015年11月にDMMに入社。DMMグループのゲーム事業およびエンターテインメント事業の財務関連業務を担当。