すみぺさんと一緒に温泉に入りたい！ 『声優と夜あそび2023』水曜日新MC・鈴木愛奈が抱く“上坂すみれへの愛”【インタビュー】

「ABEMA」オリジナルの声優レギュラー番組『声優と夜あそび』。人気声優陣がタッグを組んでMCを担当し、トークや企画を繰り広げていく。平日毎日放送の"繋（コネクト）"、ロケ番組"ウォーカーズ"、月に一度のお祭りである"WEEKEND"など、毎週月曜から週末まで放送中だ。

そんな『声優と夜あそび』も2023年で6年目。アニメ！アニメ！では、その新シーズン開幕を記念して、各曜日のMC陣へインタビューを実施。昨年の振り返りや、新シーズンへの意気込みをうかがっている。

今回は、4月から新たに水曜日MCを務める鈴木愛奈へインタビュー。番組初登場にしていきなりMCを担当することとなった鈴木。彼女が番組にかける意気込みと、パートナーである上坂すみれへの想いを聞いた。

［取材＝森元行　文＝一野大悟　撮影＝Fujita Ayumi］

■伝えたい想いは「すみぺさん大好きです！」
――『声優と夜あそび』初MCに挑戦することになりました。今のお気持ちからお聞きしたいです。

鈴木：私のところに話が来るなんて夢にも思っていなかったんですよ。もっと大御所の方がMCを担当されているイメージがありましたからね。なので、オファーをいただいたときは、とにかくびっくりしました。ただ、任せていただいた以上は全力でやりたい、今はそんな気持ちでいっぱいです。

――番組は見ていたのでしょうか？

鈴木：さすがに毎回は見れていないのですが、YouTubeに上がっているショート動画はチェックしていて、その中から気になる回は見ていました。毎回すごく面白い企画をやっている番組だというイメージがありましたね。

――ゲストとして出演したことはありますか？

鈴木：ないんですよ！ なので初出演からいきなりMC、本当に私にできるのか不安もありつつ……。そこはもうパートナーであるすみぺ（上坂すみれ）さんがなんとかしてくれるのを信じるしかないかなと。

――上坂さんとは面識があるのでしょうか？

鈴木：お仕事も何度かご一緒させていただいているのと、プライベートでも仲良くしてもらっているんですよ。あと、『イジらないで、長瀞さん』から派生したラジオ番組『いじラジ』でも、一緒にパーソナリティを務めさせていただいてました。今回もそのときに培った、息が合うところは見せられるんじゃないかと思っています。

――『いじラジ』でのお2人はどのような掛け合いをしていたのでしょう？

鈴木：私がボケ担当で、上坂さんがSっぽいツッコミという感じでした。今回はあのときのように積極的にボケたりってことはしないと思いますけど（笑）。

――これから相方となる上坂さんに伝えておきたいことはありますか？

鈴木：すみぺさん大好きです！ あ、そういうことを言う感じじゃないのかな……？ これまでもお世話になってきましたが、これから1年間さらにお世話になると思うのであらためてよろしくお願いします！

■本当にやりたい企画はしっぽり温泉旅行♪
――上坂さんとやってみたい企画はありますか？

鈴木：ご飯に連れて行っていただいたことはあるのですが、さすがに一緒に旅行には行けていないんですよ。なので番組を通じて実現できたらいいなと思います。旅館で上坂さんとまったり温泉に浸かれたらうれしいですね。

――生放送で温泉ですか。

鈴木：そうか、生放送か！ それは厳しそうですね……。そうしたら一緒にお出かけぐらいで（笑）。私、駄菓子屋さんが好きなので、一緒に行ってアイス食べたりできたら楽しそう。
上坂さんとなら何をやっても楽しそうだからなぁ。「ストップウォッチで10秒ちょうどストップに挑戦」とかでも十分に楽しい気がしています（笑）。

――上坂さんのことが好きなのが伝わってきます。呼んでみたいゲストはいますか？

鈴木：せっかくなので仲がいい人を呼びたいです。大森日雅ちゃんや、アニソンシンガーのhalcaちゃんはプライベートでも仲がいいので、一緒に楽しめたらなと思います。あと、友達以外だったら占い師さんや霊媒師さんをお呼びしたい。できたら生でお祓いを見てみたいですね。

――ゲストで遊びに行きたい曜日はありますか？

鈴木：どの曜日もすごい声優さんが名を連ねていて、どこに行くにも恐縮してしまうのですが……。金田朋子さんにはよくしていただいているのと、仲村宗悟さんはランティスデビューの同期なので、お2人が揃っている『声優と夜あそび繋（コネクト）』だったら気楽にいけるような気がします。

――パートナーである上坂さんは「『繋（コネクト）』以外！」と言っていましたが……。

鈴木：え、そうなんですか!? どうしよう……優しくしていただけるならどこでも（笑）

■上京して初めて知った“母の愛”
――『声優と夜あそび』も長く続く番組となります。鈴木さん自身、長く続けてきたことはありますか？

鈴木：一番長く続けていることだと民謡ですかね。小学校3年生から続けているのでもう結構長くなります。

――始めたきっかけはなんだったのでしょうか？

鈴木：元々歌うことが好きだったのですが、どうやら私は音痴だったらしいんですよね。自分ではそういう記憶もないんですけど。それを心配した親に勧められたのが始めるきっかけ。普通に音程が取れるようになってからは、ただ楽しくて続けてきた感じです。

――その成果もあり、高校3年生で第7回アニソングランプリファイナリストにまで進めたんですね。

鈴木：あれは本当に悔しかった。せっかくファイナルまで行ったのにグランプリを逃してしまい……。あのとき感じた悔しさで、あらためて「声優になりたい、声優として歌の仕事がしたい」と思うようになりました。あの経験は本当に貴重なものだったと今でも思います。

――その悔しさをバネにしたからこそ今があると。その後、声優を志して上京してきたかと思いますが、その当時のエピソードで印象深いものはありますか？

鈴木：実は私、ちょっとだらしないところがありまして……。ポケットの中に飴とかティッシュとか入れっぱなしで洗濯をしてしまうことが多々あるんですよ。とくに上京して一人暮らしを始めたときがすごかった。頻繁に洗濯機の中が大変なことになっていましたね。

――ヤバいですね……。

鈴木：ただ、実家にいたときに洗濯物のポケットから何か出てきたことはなかった。それがすごく不思議だったんですけど、ある日気付いてしまったんです。お母さんが毎日洗濯前にポケットの中をチェックしてくれていたことに……。

――今まではお母さんのおかげで大事に至っていなかった。

鈴木：それであらためて「お母さんありがとう！」と思いました。ただ、最近も同じようなミスをすることは全然あります（苦笑）。さすがに回数は減りましたけど、この間も鍵がないと思ったら洗濯物のポケットから出てきました。

――鍵でよかったですね（笑）。では最後に、放送を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

鈴木：『声優と夜あそび2023』で初MCを務めさせていただくことになりました。最初は緊張が見える部分もあるかと思いますが、大好きなすみぺさんと一緒なのですぐに慣れると思います。1年間楽しい放送を目指していきますので見ていただけるとうれしいです！