8月13日は「怪談の日」です。イベント「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」の20周年連続公演を記念して制定された記念日で、8月13日は1993年の第1回公演が行われた日となっています。暑い夏は背筋が凍るホラーアニメで涼みたくなるものです。怪奇現象に巻き込まれたり、謎の人物に命を狙われたり、主人公が霊能力者だったりと、ホラーアニメの魅力も作品によって異なります。そこでアニメ!アニメ!では「好きなホラーアニメは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。8月5日から8月7日までのアンケート期間中に60人から回答を得ました。男女比は男性約35パーセント、女性約60パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約25パーセント、20代が約30パーセント、30代が約25パーセントでした。■猛暑を涼しくしてくれるタイトルが集結!第1位1位は『見える子ちゃん』。支持率は約17パーセントで、3年連続トップでした。『見える子ちゃん』は「WebComicアパンダ」連載のマンガが原作。主人公の四谷みこが異形なヤバいやつたちとの遭遇を、すべてシカトで凌いでいくという新感覚ホラーコメディです。「みこちゃんたちキャラクターは可愛いのに、お化けの表現はメッチャ怖い! ギャグや感動要素もあって、怖いだけの作品じゃないのも魅力」や「見えないフリをしまくってるのがキュート」、「幽霊が見える生活って嫌だな……と初めて思った作品です」と、見えてはいけないものが見えてしまう苦労が、恐ろしくもコミカルに表現されています。第2位2位は『ゲゲゲの鬼太郎』。支持率は約9パーセントで、昨年の同率4位からランクアップしました。『ゲゲゲの鬼太郎』は水木しげるのマンガが原作で、1968年のTVアニメ化以降何度も映像化されてきました。2023年には鬼太郎の父・目玉おやじの若き日を描いた映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開されました。読者からは「ホラーアニメといえば『鬼太郎』でしょう。親子孫の三世代にわたって知られているし、映画で新たなファンも獲得したから」や「『ゲゲゲの謎』はTVアニメ以上にゾッとする描写が多くて好みでした」と最新作も人気を集めています。第3位3位は『怪談レストラン』と『ひぐらしのなく頃に』が同票でした。『怪談レストラン』は児童文学を原作としたTVアニメであり、オムニバス形式で枚話異なるタイプの怪談が描かれました。読者からは「小学校低学年だった頃、リアルタイムで視聴していて今でも覚えている話がたくさんあります。怖くて面白くて、たまに泣けるエピソードもあって大好きな作品です」と思い出に残っているというコメントが寄せられました。『ひぐらしのなく頃に』は同人サークル「07th Expansion」が手がけたゲームが原作。「長閑な町で突如起きる惨劇! 登場人物たちがストーリーの中で急変するギャップに震え上がった。声の落差もスゴイので声優の演じ分けにも聴き入ってしまう」や「キャラクターが事件に巻き込まれていく姿が生々しい。目をそらしたくなるほど怯えたホラーアニメです」と異なるタイプの作品が同順位となっています。■そのほかのコメントをご紹介!『地獄先生ぬ~べ~』には「2025年の新アニメ化が決まって嬉しい! 固い絆で結ばれた先生と生徒の青春の輝きや、夢にまで出てきそうな不気味な妖怪や悪霊の怖さを、もう一度味わいたいです」。『地獄少女』には「地獄少女の閻魔あいがターゲットを地獄送りにするときの“いっぺん、死んでみる?”という可愛くも恐ろしいセリフが忘れられない」。『デジモンテイマーズ』には「物語開始当初はタカトとギルモンの二人三脚のストーリーですが、終盤にデジモンの敵となるデ・リーパーのエピソードはホラー要素もあって印象に残っています」。『モノノ怪』には「まるで和紙で作ったかのような映像美が素敵です。主人公の薬売りが人に害をなす怪異と対峙するストーリーで、その背景となる情念や怨念もリアリティがあって面白い」と『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開中の人気シリーズにも投票がありました。2024年版ではトップは変わらなかったものの2位以下の順位は入れ替わる結果に。新作アニメの制作が決まったり、劇場版が公開されたりと、新たな動きがあったタイトルもランクインしました。[[[次ページでは投票があった全タイトルを公開中。放送前のタイトルにも期待を込めた投票が入っています。こちらもぜひご覧ください!]]]■ランキングトップ5[好きなホラーアニメは? 2024年版]1位 『見える子ちゃん』2位 『ゲゲゲの鬼太郎』3位 『怪談レストラン』3位 『ひぐらしのなく頃に』5位 『地獄先生ぬ~べ~』5位 『地縛少年花子くん』5位 『ダークギャザリング』(回答期間:2024年8月5日~8月7日)■投票があった全タイトル[好きなホラーアニメは? 2024年版]『見える子ちゃん』『ゲゲゲの鬼太郎』『怪談レストラン』『ひぐらしのなく頃に』『地獄先生ぬ~べ~』『地縛少年花子くん』『ダークギャザリング』『週刊ストーリーランド』『モノノ怪』『Another』『学校の怪談』『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』『屍鬼』『地獄少女』『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』『殺戮の天使』『光が死んだ夏』『うみねこのなく頃に』『ぐるぐるメダマン』『コルドロン』『デジモンゴーストゲーム』『デジモンテイマーズ』『ミギとダリ』(回答期間:2024年8月5日~8月7日)※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。