経営者と部下の関係を改善する日として、1958年にアメリカで提唱されました。
ボスといえば、アニメやゲームでは主人公に立ちはだかる強大な敵というイメージがあります。物語の最後に登場する敵はラスボスと呼ばれ、ときに主人公や仲間たち以上の存在感を誇ることも……。そんなラスボスたちの中で最も印象に残っているのは一体誰なのでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では、「“ラスボス”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月3日から10月7日までのアンケート期間中に580人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約55パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■『無限城編』三部作の制作も決まった無惨がトップ
第1位
1位は『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨。支持率は約11パーセントで、2年連続トップでした。
「鬼の始祖であり、禰豆子を鬼にした張本人。炭治郎の家族をはじめ多くの人たちを惨殺して、自身の部下も蔑ろにするなど、暴挙を上げればキリがありません」や「どこまでも自分本位で周囲を顧みず、他者に対しては傲慢で冷徹、生に対しての執念深さなど、悪役らしい悪役だから」、「『鬼滅の刃』の鬼たちは悲しい過去の持ち主であることが多いけど、無惨は同情できない!」と暴虐非道っぷりが忘れられません。
その一方で「生きるために必死にもがく姿勢が好きです。
第2位
2位は『スーパーマリオブラザーズ』のクッパ。支持率は約9パーセントで、昨年と同順位でした。
「ピーチ姫をさらってはマリオに倒されて……。それでも懲りないクッパは世界一負けず嫌いなラスボスです」や「普段はボスとして登場しますが、ときにはマリオと協力したり、部下や家族を大切にしていたりと、意外にイイヤツだから」、「一人称が“ワガハイ”なのが可愛い」とこちらはどこか憎めないラスボス。子どもの頃にゲームを楽しんでいたという読者から票を集めています。2026年4月24日にはアニメ映画最新作の公開が決まっており、ロードショーを待ちきれないというコメントが届きました。
第3位
3位は『ジョジョの奇妙な冒険』のDIO。支持率は約8パーセントで、トップ3は昨年と同じキャラクターが並びました。
「長い歴史を持つ『ジョジョ』の第1部から登場し、それぞれの世代のジョジョたちを苦しめたり、息子が活躍したりと、シリーズには欠かせない重要人物だから」や「第3部『スターダストクルセイダース』では多くの部下を従えるカリスマ性や数々の名言を披露。
■そのほかのコメントをご紹介!
『銀魂』虚には「銀さんの師である吉田松陽の別人格。優しい松陽先生と同じ顔をしながら非常に残忍で、『THE FINAL』での銀さんとのバトルは涙なしには見られなかった」。
『僕のヒーローアカデミア』オール・フォー・ワンには「魔王のような雰囲気で圧倒的な強者感! アニメではヒーローたちを蹂躙する様子やセリフが際立っていて、マンガを読んだとき以上の絶望を味わっています」。
『【推しの子】』カミキヒカルには「アクアとルビーの父親で、復讐の相手として追い続ける物語のラスボス。第2期の最終話では宮野真守さんが演じることも判明し、話題を呼んでいる最中なので」。
『進撃の巨人』エレン・イェーガーには「超大型巨人がラスボスかと思いきや……。主人公が人類の敵になるという展開や、エレンがこれまで抱えてきた想いに衝撃を受けました。『完結編 THE LAST ATTACK』も観に行ってボロボロに泣きたいです」と11月8日に劇場上映が始まるタイトルにも投票がありました。
2024年版では『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』、『ドラゴンクエスト』など、ゲーム原作のラスボスが多数ランクイン。ラスボスという言葉がゲーム由来であることも理由でしょう。
■ランキングトップ10
[“ラスボス”キャラといえば? 2024年版]
1位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』
2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』
3位 DIO(ディオ・ブランドー) 『ジョジョの奇妙な冒険』
4位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
5位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』
6位 両面宿儺 『呪術廻戦』
7位 虚 『銀魂』
8位 エレン・イェーガー 『進撃の巨人』
9位 ガノンドロフ 『ゼルダの伝説』
10位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』
10位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
(回答期間:2024年10月3日~10月7日)
■ランキングトップ20
[“ラスボス”キャラといえば? 2024年版]
1位 鬼舞辻無惨 『鬼滅の刃』
2位 クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』
3位 DIO(ディオ・ブランドー) 『ジョジョの奇妙な冒険』
4位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
5位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』
6位 両面宿儺 『呪術廻戦』
7位 虚 『銀魂』
8位 エレン・イェーガー 『進撃の巨人』
9位 ガノンドロフ 『ゼルダの伝説』
10位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』
10位 大魔王バーン 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
12位 イノセント・ゼロ 『マッシュル-MASHLE-』
12位 サンズ 『Undertale』
12位 セフィロス 『ファイナルファンタジーVII』
12位 ゾーマ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
16位 烏丸蓮耶 『名探偵コナン』
17位 福地桜痴 『文豪ストレイドッグス』
17位 フリーザ 『ドラゴンボールZ』
19位 藍染惣右介 『BLEACH』
20位 奈落 『犬夜叉』
20位 マレウス・ドラコニア 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
(回答期間:2024年10月3日~10月7日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。