10月10日は「目の愛護デー」です。

「1010」を横に倒すと眉と目に見えることから制定された記念日です。


目はキャラクターの印象を左右する重要な要素。ですが、アニメやゲームには、あえて目元を隠すことで存在感を放つキャラクターも少なくありません。長い前髪で視線を遮ったり、帽子を目深に被ったり、サングラスや眼帯、バイザーなどを身につけていたり、その表現はバラエティに富んでいます。

そこでアニメ!アニメ!では「“目隠れ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを3年ぶりに実施しました。10月1日から10月6日までのアンケート期間中に717人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■隠された目に秘められたドラマ!

第1位

1位は『呪術廻戦』の五条悟。支持率は約9パーセントで、昨年の2位からランクアップしました。

「青い宝石みたいな瞳が最高! アイマスク、包帯、サングラスなど、シリーズによって目を隠すアイテムが変わっても全部似合う」や「目を覆っているからこそ漂う神秘性。戦闘時に外す瞬間に毎回ときめく」と、最強の呪術師が堂々のトップに。
六眼という特殊な目を持つため普段は隠しているという設定や、バトルでの圧倒的強さも支持の決め手です。
11月7日には『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の公開が控えています。

第2位

2位は『銀魂』の高杉晋助。支持率は約7パーセントで、こちらも昨年の4位から順位を上げました。

武装集団・鬼兵隊を率いる高杉晋助は、包帯で左目を隠しています。「妖艶でミステリアスな雰囲気にぴったり。実は仲間への想いが秘められていることを知って、ますます好きになった」や「中二病と言われがちだが、左目には痛ましい過去が刻まれていて、その理由を知ったときは胸が締めつけられました」と、背景に隠されたドラマ性を挙げる声が多く寄せられました。なお現在放送中のスピンオフ『3年Z組銀八先生』では眼帯姿で登場しています。

第3位

3位は『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎。支持率は約6パーセントで、昨年の11位から一躍トップ3に入りました。

「物心がついた頃から親しんできたから、真っ先に思い浮かびます」や「目を隠した理由が作品によって異なるのも、長年愛されている『鬼太郎』ならではだと思います」と、世代を超えた知名度が票を後押ししました。今年は歴代シリーズの傑作選『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』がオンエア。時代は変わっても、左目を隠すビジュアルは不変の主人公がランクインしました。


■そのほかのコメントをご紹介!

『WIND BREAKER』蘇枋隼飛には「右目の眼帯がトレードマーク。いつもニコニコと笑顔を浮かべているが、どことなくミステリアスな雰囲気が魅力。実は納豆が嫌いという可愛い一面も好き」。

化物語』阿良々木暦には「〈物語〉シリーズの原点『化物語』から前髪で片方の目を隠すスタイル。前日譚『傷物語』では隠す目が逆で、左目を出しているのも印象深い」。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』華暮愛々には「“かくれめめ”という名前の通り、前髪で目を完全に隠しているヒロイン。そのぶんスタイルの美しさが際立ち、口元や首のホクロも色っぽいです」。

『青のオーケストラ』青野一には「今は前髪で目を隠していますが、子どものときはきちんと目を出していて新鮮でした。境遇もあってどこか影のあるイメージながら、ヴァイオリンを弾いているときは素敵です」と、第2期が放送中の主人公にも投票がありました。

今回のアンケートは3年ぶりの開催ということもあり、顔ぶれが大きく入れ替わる結果に。とくにトップ3は今年、新作や総集編が放送・公開された話題作で占められており、旬なキャラクターが揃いました。

■ランキングトップ10

[“目隠れ”キャラといえば? 2025年版]
1位 五条悟 『呪術廻戦』
2位 高杉晋助 『銀魂』
3位 鬼太郎 『ゲゲゲの鬼太郎』
4位 レイ 『約束のネバーランド
5位 仙石忍 『あんさんぶるスターズ!!』
6位 黒尾鉄朗 『ハイキュー!!
7位 サンジ 『ワンピース』
8位 二子一揮 『ブルーロック』
9位 阿良々木暦 『化物語』
10位 はたけカカシ 『NARUTO -ナルト-』

(回答期間:2025年10月1日~10月6日)

■ランキングトップ20

[“目隠れ”キャラといえば? 2025年版]
1位 五条悟 『呪術廻戦』
2位 高杉晋助 『銀魂』
3位 鬼太郎 『ゲゲゲの鬼太郎』
4位 レイ 『約束のネバーランド』
5位 仙石忍 『あんさんぶるスターズ!!』
6位 黒尾鉄朗 『ハイキュー!!』
7位 サンジ 『ワンピース』
8位 二子一揮 『ブルーロック』
9位 阿良々木暦 『化物語』
10位 はたけカカシ 『NARUTO -ナルト-』
11位 蘇枋隼飛 『WIND BREAKER』
12位 千葉龍之介 『暗殺教室
13位 石上優 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
13位 市川京太郎 『僕の心のヤバイやつ』
15位 ポオ 『文豪ストレイドッグス
16位 ミツバ 『地縛少年花子くん』
17位 氷室辰也 『黒子のバスケ
18位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
18位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活
20位 うちはサスケ 『NARUTO -ナルト-』
20位 的場静司 『夏目友人帳
20位 結城理 『ペルソナ3』

(回答期間:2025年10月1日~10月6日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。
結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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